2025年4月28日月曜日

アサツキの春。(2025.4.28)

  奥会津に春の訪れ。標高900mに暮らしていた時とは違い、今は国道脇に住んでいる。温暖化の気候を常に感じているが、春の空気に包まれる日々も早くやってくる。里の山菜の季節にもなった。フキノトウは置いておいて、真っ先に顔を出してくるのはアサツキ。出ている場所は国道脇の側溝の横あたり。アサツキを分かっている人じゃないと、踏んでしまうね。毎年道の駅なんかで購入して、GW連休の一品にしていたものが、無料でレジ袋に入ってしまう。ものの5分もあれば、直売所で500円分も採れる。だから、さっさとありがたく頂いた。
 アサツキやら分葱やら万能ネギやらノビルやら、似ているといえば似ている。万能ネギは九州の農協の商品名なのでいかに普及したかが分かる。アサツキは食用ネギで一番細いネギ、チャイブと同じと思えばよい。立派にきれいな花も咲く。食用には2通りあって、芽を出す前の白いもの、写真のように日光を浴びてネギらしい緑色になったもの、それぞれを食す。白いものはネギの株が太くないと食べるほどまでにはならない。根の方はノビルのように玉状には発達しないので、差はすぐに分かる。
 火を通して塩ダレにしたものと、火を通さず薬味にしたものを、作ってみた。アサツキの特徴は細いながらにしっかりある辛み。これが無くなっちゃうとただの細いネギになっちゃうので、生でアレンジして食べるのがベストかな。イオンPBのペペロンチーノにがっさりのせて、う~ん美味いね。超シンプルに炊き立てご飯にのせて、大人の味だね。混ぜご飯やおにぎりにも合うだろうね。アサツキは連休明けまで採れそうだから、もう少し試せる。楽しみが出来た。













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2025年4月21日月曜日

めんたいパーク体験。(2025.4.21)

  夢に見た、かねふくがかねふくが運営している「めんたいパーク」大洗に行ってきた。福島県人には馴染みではあるが、会津人にはちょっと遠いのでなかなか訪れる機会がない。宇都宮に行くと思えば、さして遠くはない距離感。浜通りのすぐ下、お隣さんみたいな存在の観光スポットで、ローカルCMも流れている。今回が初の訪問で、自分たちは移住25年目にして実現しました。太平洋も久しぶり、コロナ以来。
 施設は3つ、工場見学と直売所とイートインコーナー。工場見学はぱっぱと歩けば3分、子供の遊び場要素もある。ほぼ直売所9割の賑わいで、観光バスの立ち寄り所にちゃっかり組み込まれている。試食コーナーでは列に並んで、そのままぐるりと販売陳列を回り、レジへ流れる。決して大きな施設ではないものの、来店者の購買意欲は高い。自分たちは、試食~イートインでめんたいソフト~お土産1点お買い上げ、となった。
 めんたいソフトは変わり種の部類に入ると思うが、悪くはなく、むしろ好きという人も多いだろう。次に訪れた時には、また食べてしまいそうだ。360円だったかな。お土産は、「めんたいパーク保冷バッグ・サイズ大」。実用品です。めんたいカラー全開なので、忘れ物しなそうという理由で、即買い。目に焼き付く色でしょ。
 帰りには市貝の温泉でゆったり。グーグルマップでおかしな道を走らされる。穴場的な温泉でも、泉質は特筆もの。入場すると驚きで、複数の湯舟がある。550円では安すぎる。地元の公共施設はありがたい。ポイントカードもある。真岡市の隣なので、実家に行く際には再訪する、かも。
 大串原人の貝塚遺跡に寄ってみたが、サクラの時期で駐車場満車、入れず。遺跡目当てではなく、サクラ目当てで目的達せずは納得できなかったが、加齢とともに折り合いも付けられるようになった。貝塚遺跡に行ったのは、大学の考古学ゼミで行った加曾利貝塚以来だったので、見てみたかった。たとえサクラ咲く田舎の小さな公園であったとしても、自分にとっては日立風土記の大串原人、ゆっくり見てみたい興味はあった。サクラが咲いていない時に行こう。








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2025年4月16日水曜日

北関東で観光客になる。(2025.4.16)

 地元は雪解け待ちの怠惰な日常、営業の準備もないので久しぶりのドライブ。北関東の田畑の広がる田園風景を抜けて、お昼ご飯は水戸市のジョリーパスタ、ジョリーパスタには実に30年振りの入店。小麦料理に厳しい女将も受け入れるお店です。ランチ大盛り1.5倍が無料だから、田舎者には考える余地無し。いいじゃないの。で、歳のせいか、意外とお腹がきつい。二人して笑う。
 夜はコロナ禍振りの焼き鳥屋で、自分は鶏皮を塩で、ひたすら皮。コロナ禍で遠ざかった激安チェーン店にも行けました。コロナ禍では家電のロースターなるものを購入して、ゲストのチェックアウト後にお家で焼き鳥。これも両面焼きの技で、とっても美味しく仕上がるので満足ですが、お店で頼んでその場で食べる事に勝るものなし、ですよ。田舎と比べると街では明らかに野菜不足になるね。山菜が出始めるまでの我慢だから、今は高カロリーを楽しもう。しょっぱいものは、なんでこんなに美味しいんだろう。





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2025年4月11日金曜日

城の湯温泉からメロンソフトへ。(2025.4.11)

  4月はお墓参りに帰省を。日程が日曜に重なったので車は多いが、用事を済ましながらの上りの道中は真岡のサクラが満開でした。恒例の二宮のイチゴもちゃんと持てたし、万端です。地元では雪どけの狭間で温泉施設がお休み中だから、人気の矢板市の城の湯温泉でのんびり。今でも500円の超良心的、加えてスタンプカードでお得感。10時の開店時間前に着いたら静かだった駐車場も、日曜と言う事もあって10時を回ったらすぐに満車。過去一の浴場を味わった。
 道の駅グランテラス筑西に寄って、セイコーマートにお世話になった。関東のセコマには道内レギュラーPBが少ないが、この店舗には充実している。秋の渡道の際には、1日の釣りの〆には決まってセコマのソフトと決まっていたが、コロナで5年もご無沙汰。ほんのちょっとだけお値段が変わっていたが、相変わらずの濃さ、美味さ。形も量も気持ち減量されたみたいでも、こちらは満足。車内ではしばらく北海道ネタで盛り上がっちゃったね。
 会津に戻って、さて何しようか。ガイドの準備が先かな。まずはHPとフェイスブック、だね。





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2025年4月1日火曜日

ヌメリイグチにカキナ。(2025.4.1)

  冬からは省エネ生活になっています。幸いにして、宿屋閉業によって米1年分、冷凍食材、キノコ類、おまけにストックしていたお酒まであるので、何とも恵まれた食材備蓄。もっとも足りないものは、ズバリ生野菜。それも春になれば山菜が採れるので、もう少しの辛抱。先日のお昼ご飯は、ヌメリイグチのめんつゆに那須塩原のカキナ。
 驚きはヌメリイグチの美味さ。あまり狙って取られることが多くはないキノコで、ハナイグチの存在が大きすぎて陰に隠れている。隠れていると言っても、マツ林に発生するので、ハナイグチとは畑がかぶらない。発生量は狙えば普通に採れるが、ハナイグチほどの爆発的な出方はしない。雨上がりに採ったヌメリイグチはきれいなチョコレート色をしていた。そんなヌメリイグチがこんなに美味しいとは、再発見だ。季節のカキナも良い。1人の昼飯に笑いが出ちゃう。ランクは前頭筆頭くらいまで一気に昇進させようじゃないか。
 今度の秋には楽しみが増えた。どうやら中~大クラスの容量の冷凍庫が必要かな。使っていた業務用の冷凍冷蔵庫は引き渡してきたから、今は小型の120Lしかない。明らかに容量不足だな。




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2025年3月24日月曜日

①釣り券販売、②代替え宿、③そしてこれから。(2025.3.24)

 春分の日を過ぎて、気温が上がってきました。冬に積もった雪が多く、集落も雪出しに追われていますが、着実に奥会津の春が近づいてきています。自分のスキーバイトは終わっていてのんびりしていますが、たかつえスキー場の営業もあと1週間あまりなので、女将(嫁)さんのお勤めも終わりになります。すぐに身内の介護に飛んで行って、まずは大切な親孝行。子の務めです。
 渓流釣り解禁が間近かですが、ドライの釣りはややずれて、昔に戻ります。昔に戻ると言っても、今回の雪と低温は温暖化の影響とされていますので、温暖化は今後も変わりません。ドライの釣りが4月中旬ごろからにはなりますが、昔は大雪で5月中旬からというシーズンもありました。今年のドライの釣りは通常通りという事です。そこでこれまでお世話になった皆様へ、またこれからお世話になる皆様へ、渓流シーズン対策をお伝えします。

 ①釣り券の販売について。
 もともと釣り券販売は宿泊施設が行っているのではなく、承認を受けた組合員が販売していますので、組合員個人として釣り券の販売は行います、役員でもありますし。とは言え、個人宅に暗いうちから尋ねられても困るので、事前連絡を頂いた上で販売する事とします。連絡方法は従来のメール、メッセンジャー、ご存知の方は携帯電話。受け渡しは道の駅番屋の駐車場待ち合わせになります。もう宿ではなく個人ですので、なるべくつり銭のないようにお願いします。年券は6500円、日釣券は1100円、女性は半額です。旧宿のゲストに限り、郵送もしますよ。

 ②代替え宿について。
 やまゆきかわゆきの代わりになる宿は存在しませんので、一般的な宿泊施設になります。釣り場情報や食事時間の融通などは絶対に期待しないで下さい。過去に宿のお客様が利用された宿をお伝えします。
 ペンション地区では、ロマネスク、ガーデンまつぶし、他。ロマネスクだけはテンカラをやっているので釣り客への理解はあります。ガーデンまつぶしはお隣の宿で交流も多く、やまゆき客への理解はあります。両宿ともに同世代のなので気さくです。
 湯ノ花温泉地区では、ふじや、山楽、山楽、他。頻度ではふじやが利用者が多かったようです。温泉地区ですので、宿ではエサ釣りさんとも一緒になります。また洋室ではない場合が多いので、人によっては寝辛いかも知れません。嬉しいのは、山菜・キノコ・蕎麦が期待できるところ。
 その他の宿では、伊南川沿いの須賀屋、布沢川の森林の学校など。
 檜枝岐村の宿では、七入山荘、松源、など。七入山荘は檜枝岐村漁協組合長の宿で、仲良しです。やまびこ山荘との付き合いは古いですが、リピーター中心の営業になっています。
 この際だから、季の郷ゆらりや小豆温泉なんかも楽しんでみたらいかがでしょう。

 ③やまゆき夫婦のこれからについて。
 まずは身内の介護の件等がありますので、それが落ち着いてきたら、次の仕事を考えたいと思います。これまで20年以上にわたり、舘岩の土地で、フライフィッシング・テンカラの専門的な宿として受け入れられてきましたので、次の仕事も舘岩地区でと思っています。宿を贔屓にして頂いたお客様たちにはご不便となりますが、次の仕事は、宿、キャンプ場、飲食業、飲み屋、フィッシングガイドのどれかになるでしょう。とりあえずはフィッシングガイドを先に始めたいと思います。

 現在はやまゆきかわゆきの整理中です。保健所に廃業の届け出を済まし、その他の届け出も少しづつ片付けています。やまゆきかわゆきのHPを閉鎖し、近くフェイスブックやブログも消します。代わって、フィッシングガイドのHPとフェイスブックとブログを立ち上げて、スローライフになる第3ステージをスタート。ちょうど60歳に到達もしましたので、良い区切りになります。冬は赤い帽子を揃えてみました。

 これからは時間もありそうなので、長い付き合いのお客様たちとは都合があればご一緒に釣りでも、山菜採りでも、キノコ採りでも、石拾いでも、行きたいですね。遊びですからもちろんガイド料は無いです。不在の時も多いですが、週の半分は在宅になるかと思いますので、遊びの機会も多いはずです。差し当たっては4/1は釣りに行きます。雪がっさりですが、解禁の気分を上げるためにも。



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2025年1月14日火曜日

屋根と地面がつながった日。(2025.1.14)

  古民家に移り住んでもうすぐ1ヵ月。すべての部屋が日本間で、障子で、だから隙間をテープで塞いでも、なかなか塞ぎきれないのね。けれどもファンヒーターを点けると思っているよりも早く室温は上がる。不思議なお家です。
 たくさんの方から閉館を惜しむようなお言葉を頂戴しています。もともとフライフィッシングの専門宿として開業し、3~5年目あたりからGWとお盆の行楽期以外はフライフィッシングのお客様に絞って予約を受けるようにしてきました。フライ人口が減っていると言われても、当宿ではその傾向はあまりなく、コロナ禍でも逆に増えていました。それには開業前から行ってきたショップやメディアへの営業や、シーズン終わりのオフ会など、お客様とご一緒する時間があったからとも思えます。しかしながら絶対に変わらないものは、奥会津の自然の他にありません。釣り場の良さがすべてであり、自分たちはその入り口を少し広げてあげただけです。自分たちを暖かく見守ってくれた皆様への感謝とともに、奥会津の自然へも感謝するところは大きいです。ベースの宿は消えてしまいますが、機会がありましたら釣りにいらして下さい。フライフィッシングの憧れの川、鱒沢川、檜枝岐、黒谷川は、控えめに言っても他の土地の川よりは良いでしょう。
 さて、舘岩地区で引っ越しての古民家暮らし。宿屋では起こらない事が起こります。ついに屋根と地面がひとつになりましたね。除雪機の調子が悪いので、修理を年越しまで伸ばし伸ばしにしていたら、なかなかよく降る雪。だいたいは年末に1度、1月中旬に1度、雨が降るんですが、この冬はそんな気配がないですね。雨が降るというのはスキー場のペンション村で雨が降るという事で、国道脇の集落にいる今は雨が降ったらかなり雪がなくなると思いますのよ。屋根の雪がズリズリ落ちて、おトイレが昼間でも暗いとなると、そろそろ大変な事が起きそう。修繕費の出費は困るので仕方なく雪片しを。除雪機屋は大忙しだけれども除雪機を修理してもらって、これからコツコツと作業します。お隣さんちの車庫にも悪影響だし、何か壊したら近所付き合いにも良くない。
 たかつえスキー場でさいたま市のスキー体験を受け持っています。週末にはゲレンデで宿のお客様にお会いしたりします。今まではゲレンデに送迎しても、滑る格好で会うことなどはまずないので、新鮮です。こちら頑張ってバイト中ですが、とても嬉しいです。3月上旬までは50%の確率で出勤していますので、遭遇率はそこそこ高いです。



やまゆきかわゆきは、奥会津を楽しむための宿です。
フライフィッシングやテンカラ釣りで自然渓流デビューなら、首都圏からほど近いみちのく会津がベストです。
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お一人様のフライフィッシングやテンカラのご宿泊は、特に歓迎です。
パウダースノーのたかつえスキー場なら、車で1分の至近距離。
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森の恵み、ヒラタケ。(2025.7.4)

  ガイドのお仕事中に森の妖精から贈り物が届いた。神々しいほどに遠くで光るヒラタケ、ブナの倒木に発生していてその量は明らかにキロ単位に相当。川辺からヒラタケまでの距離は50m以上、足がずり落ちるほどの傾斜でも疲れを忘れてホイホイ登っていく。アンビリーバブルな出会いに喜びながらも、...