今年(2026年)の梅雨明けは予想を裏切って8月上旬となりました。多くの場合は関東の梅雨明けの3~5日後というのがほとんどですが、15年前の季節の巡りに戻りました。東北南部の梅雨明けは仙台管区で発表されるので、そもそもが東北南部3県である宮城・山形・福島の平均値のようなものです。奥会津の実際の季節感は、さらに数日程ずれます。梅雨明け間近の蒸し暑さはなく、とってもしっとりとした曇り空。釣りには悪くないですが、水量が多いままで2週間は経過しています。
水量が多いと投げるポイントが減りますね。そうなると、いかにフライをきっちりドリフトさせられるかがアタリを引き出す別れ目になります。森の中を流れる川ではイワナのエサはテレストリアルに偏ってきていて、ビートル、ホッパー、ハチ類は豊富です。これにガの仲間がバタバタしていたら、いくら水量が多くてもイワナは確実に上を向いているでしょう。残念ながらブナ虫の類は少なく、それほどは見かけません。アタリは出ていても、針掛かりが悪くバレます。フライをくわえる前にドラグが掛かりイワナが沈んでしまったりと、「もうちょっと」が多い日でした。
午後も3時を過ぎて状況は相変わらずでしたが、傾斜が緩くなる流れの開きで良型のイワナがヒット。流れの肩までにはなっていませんが、上には少し張り出した木の枝があり、イワナには都合の良い捕食場所です。午後の虫のハッチがちらほら見えて、水面に誘われてもいいはず。水深は増水していて30~40cmくらいか、きれいなフィーディングレーンを作っています。メジャーをあててみると30cmをわずかに超える尺上イワナでした。本日の美形モデルを収めて、気持ち良く退渓です。ドラマ、今日もあり、初夏のイワナ釣りでした。
山菜採り・キノコ採りも、楽しいですよ。
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