6月に入り、いよいよベストシーズン。水量はやや多めが良いですね。川も輝きを増してきて、どの角度で切り取っても美しいです。雪解け水が少しづつ減っていき、そうかと思えばひと雨で水量が増えたりする。雪を消す雨は週に1~2回あり、川には冷たい水が流れ込む。水温も重要ですね。だから釣り上がる時間帯も重要です。
釣りの集中力はみんな相当にすごいです。フライフィッシングが好きだから、あっという間に時間は過ぎていきます。午後になると、集中力が途切れやすくなり、釣りが雑になってしまいます。誰にでもある事ですが、ここでひと休み。強制的にひと休みします。足腰も疲れてきていますので、今の自分の状態を理解しましょう。遡行コースはリードして行きますが、遡行はマイペースで。イワナが釣れる可能性のあるポイントを絞って、丁寧に釣り上がりましょう。
良い風景だと思って川を写していると、少し上の方で良型が釣れました。ネットもきれいで良いですね。魚の絵の額縁は大切です。間に合わせのネットの人は、ちょっと奮発して額縁を用意しましょう。川での思い出もきっとアップグレードしますよ。持っているだけでウキウキしちゃいます。明るいネット、落ち着いたネット、品のあるネット、お値段もいろいろです。この日のゲストのネットは10年以上も前に自分(ガイド)が作ったもの、長く使っていただいて嬉しいです。
大きなイワナが飛び出してビックリ、引っ張りっこにならないようにランディングします。計測34.5cm、しっかりとメジャーをあてました。ガイド始めて以来の大イワナになりました。背中は鋭くセッパリのようで、体高も立派、言う事ありません。ランディングネットからはみ出す尾びれは太く、豪雪地帯の川を泳ぎ切り、こうして春を迎えたんですね。なるべく早く流れに戻してあげましょう。思い出は十分に撮りました。
同じ時間は絶対にありません。どんなドラマがあるのか、ゲストとの時間は楽しみです。大きい魚はそれだけですべてを昇華させてくれますが、そこまでのプロセスも含めてドラマとして記憶に留めたいものです。朝はフライを結ぶのに手間取っていても、時間はつながっています。これからも素敵な時間を過ごして下さい。大イワナは主人公ではなく、助演さんです。ガイドは通りすがりのエキストラ、滅多にカメラには映っていません。それで良いんです。
山菜採り・キノコ採りも、楽しいですよ。
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