コゴミからワラビに変わって、ついに山菜の王様の季節になりました。地方ごとに山菜の呼び名が変われば、好まれる山菜も変わります。呼び名が変わった山菜は、だいたいがその土地で愛されている山菜になります。福島県と山形県では「山菜の王様」と称されるミヤマイラクサは、「エラ」「イラ」「イラクサ」「アイコ」と呼ばれ、漢字にすると深山刺草だから「刺(とげ)」から由来している。「アイコ」は藍色に変わるかららしい。会津人に聞くと、100%大好きと返ってくる。間違いなく王様だ。
5月中旬頃からにょきにょきと顔を出して、6月いっぱいまで楽しめる。道端にも細いものが出ているので、ワラビ採りしていてチクッとした葉に触れたら、それがイラクサですよ。地面から20cm位伸びた箸ほどの太さの若い茎を頂き、根は残すと別の新芽が伸びたり来年も出てくる。太いものは1.5cm前後もあったり、花芽を付ける頃になっても上の方の柔らかい部分だけを頂けば、長い期間楽しめる。手袋必携。自分はハサミで茎をチョンして、その場で葉もチョンチョンチョンと落として集める。
地元ではどんな料理にも合うので、みそ汁の実、お浸し、その他いろいろ、フル活用で食べている。自分たちはちょっと趣向を変えて、イラクサとトマトの鶏マリネ風など、和え物にプラスしている。でも一番はやはりシンプルなお浸しかな。癖は全くなく、味は優しく甘いので、万人に好まれている。宿屋時代には毎週100本単位で収穫して来てはお客様の夕食にお出しするという日課だったが、今年は自家消費分だけなのでバクバク食べる予定です。パスタに合わせてもいいかな。楽しみだ。
山菜採り・キノコ採りも、楽しいですよ。
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