2025年5月8日木曜日

コゴミ採り場開拓。(2025.5.8)

  山菜採りガイドにはちょっと難しい事があります。イワナはリリースされるけれども、山菜やキノコは絶対に持って帰る事になりますからね。そうなると、候補の山菜採り場を何ヵ所か押さえておく必要があります。フキノトウならば所かまわずどこにでもありますが、春の人気銘柄であるコゴミは、そんなにはないものです。天ぷらで食べられるような太さのものは、それなりの場所に行かないと生えてはいないんですよ。ゲストに1時間歩かせるわけにはいかないし、遠くまで車を走らせるわけにもいかないでしょう。と言う事で、コゴミ畑の散策です。
 コゴミの出る条件は分かっているので、前々から予想を付けていた場所へ長靴で散歩です。雪が残っているのがコゴミ採りの良い条件。ヤマザクラの花がひらひらと舞い落ちる中を歩いて行くと、エンレイソウが咲こうとしている。春ですね。新緑も近いです。雪の影響で老木が割れています。これも自然の成り行き、森の中も世代交代。コゴミの小さいもの、細いものが見えてきたら、その先には良いコゴミがある可能性が出てきます。10分も歩くと、コゴミ畑に到達しました。開いているものが多いですが、1週間前ならばベストタイミングだったでしょう。レアもの、通好みのヤマソテツも出ていました。ヤマソテツは標高高めのブナの林にあったりします。味はコゴミよりも上とする山菜ファンもいます。コゴミ畑をまずは1ヵ所確保できて、グー(good)です。
 2ヵ所目の探索ではどうもここ1週間のうちに先行者が数組いたらしく、コゴミが間引きされていました。株から全部採らないできちんと間引きされていたので、常識のある山菜採りの人ですね。地元の爺さんかも知れません。こうなると、先行者の引き返したその先が気になるところ。10分も歩けば、間引かれた株が見えなくなったので、良いコゴミが出てきました。ちょっと前までは雪が多くて止めたのかも。上物も多くあって、気持ちはウキウキです。帰宅して収穫量を計ってみたら、3kg弱ありました。これ、2ヵ所目だけでの量です。超ラッキーで、コゴミ畑2つ開拓です。外れていないのが、自分でも凄い!









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