新規のガイド予約はステップアップガイドの内容が多い。実際は通常のフィールドガイドですが、いざ川を歩いてみるとキャスティングから修正していかなければ、自然の川では釣る事が難しいかなという技能であるケースが良くあります。習いながら釣り上がるので、ゲストにとっては一挙両得であり、技能と釣果の二兎を得る事も可能なので、効率は良いです。ガイドを頼もうと思うくらいの方々なので、釣りには前向き前のめりですので、ステップアップは早い方の人がほとんどですね。関東近郊のフライフィッシングガイドの求められる形が、ひとつ見えてきました。フライショップ難民、ネットショップ依存の弊害、SNS氾濫の悪影響とも、言えますね。
今回のゲストは2回目のガイドになりました。渓流の釣り上がりに慣れてきて、今回はタックル類も見直して、軽快にチャレンジです。いつも川の名前は伏せていますが、舘岩地区のジンクリアの流れに来ています。これはまさにチャレンジでしょう。ジンクリアの川でまずは1尾、入渓して30分足らずで早めにイワナが釣れました。渓魚を大切にする方なので、イワナのサイズは関係ありません。写真撮影ものみ込みが早く、イワナの頭部の日差しを遮って、落ち着かせています。写真に関しても、素質あり、ですね。早めの1尾はキャスティングが大幅に改善された成果です。これまでの経験は比較的大きな川でのウエットがメインでしたので、川の遡行やアップクロスのキャスティング自体が慣れていませんでした。ピカピカのロッドとリール、ネットも活躍しています。嬉しいですね。
時間もお昼を過ぎて、ここで川を変えます。夏ですので、ショートロッドで小渓流の釣り上がりを提案していました。6.6fのショートロッドをご用意いただいたので、沢釣りに適した釣り場に移動です。小渓流では先行者の有無と魚影があるかないか、この2点が重要です。平日という事もあって、先行者は無し、魚影はあり、期待できます。1尾も釣れなくても、チョボっというアタリだけでも良いんです。小渓流は枝・葉っぱ・クモの巣などの障害物が多いので、竿振るだけでも難しいですから、難易度は普通の川よりも数倍高いです。竿を持った時の自分の車幅間隔に適応するまでは、あっちに引っ掛けて、こっちに引っ掛けて、自分の足にも引っ掛けて、イライラとストレスだらけになります。それも1尾のイワナが釣れれば吹き飛ぶので、釣りは面白い。しかも1尾のイワナでコツを掴んでしまうので、ゲストをますますやる気にさせます。で、28cmが来ちゃいました。天然魚の9寸イワナの引きは重く、狭い空間での取り込みが心配になりましたが、「そうだこの人はウエット経験者だった」と思い出し、取り込みに助太刀は無用でした。濃い1日でした。
山菜採り・キノコ採りも、楽しいですよ。
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