2023年7月31日月曜日

夏キノコ、ハナビラタケの季節。

  2023年の夏がやって来て、奥会津でも30℃に届く日がありました。梅雨前線があった時期からおかしな天気図のまま梅雨明けとなり、それからというもの雨が減りました。源頭部が弱い川は水量が減り始め、これからは雨のタイミングを見計らっての川選びになりそうです。今よりもさらに檜枝岐村漁協の川は釣り人で込み合いそうですね。十分な水量があって、イワナがたくさんいれば、予想は出来ます。
 釣りも良いですが、夏のキノコが出てきました。当宿のプレミアム食材にもなっているハナビラタケは、夏野菜と一緒に天ぷらで提供しています。はたして運のいいお客様は、今年は何人いるのか。天候不順で雨が少なくなっている今では、収穫すら難しい状況ですが、今年最初のキノコパトロールでは無事に複数の株を収穫して安堵。運のいいお客様は3人いました。
 ハナビラタケは「幻のキノコ」と言われて久しく、近年は抗癌作用が期待できるとの研究結果が報告され、価格は上昇中です。幻を手づかみで握り、カラマツの匂いとともに帰宅するときの充実感がたまりません。近年は栽培も成功していますが、天然のハナビラタケはマイタケを上回る値が付いているようです。これは記録だ、1本の倒木に3個発生は珍しい!




やまゆきかわゆきは、奥会津を楽しむための宿です。
フライフィッシングやテンカラ釣りで自然渓流デビューなら、首都圏からほど近いみちのく会津がベストです。
タックル類や釣り場のご相談は、お気軽に!
お一人様のフライフィッシングやテンカラのご宿泊は、特に歓迎です。
パウダースノーのたかつえスキー場なら、車で1分の至近距離。
奥会津の山々へのトレッキングも最高です!
天気予報を確認してからの直前予約も大丈夫です。
お気軽にお問合せ、ご予約下さい。
やまゆきかわゆきFBは、https://www.facebook.com/Yamayukikawayuki
やまゆきかわゆきの新しいHPは、https://yamayukika.amebaownd.com/
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2023年7月27日木曜日

梅雨明けで盛夏の釣り。

  東北南部は例年よりも早い梅雨明けとされました。天気図でそういうふうになると梅雨明けなので、気象庁の都合ですが、それも東北南部を管轄する仙台管区の都合です。梅雨時の湿度の高い日はやや無くなりますが、朝が18℃で昼が28℃となり、奥会津の短い盛夏が始まりました。暮らしていると不思議なもので、奥会津は実はもう1段階湿度が下がる事があり、ほとんどの年でその傾向があります。2段階目は、朝が16℃で昼は28℃になります。ややまとまった雨があれば、2段階目のタイミングです。
 「海の日」の3連休で釣り人の大きな波が終わり、夏の釣りの本番に入りました。自分の体調を考えて、無理せず、マイペースで釣りをする事をお勧めします。15℃くらいの水辺で遊んでいるとついつい休息を忘れがちになりますが、今は”疲れる前にきちんと休む”と言うのが大切です。それと水分補給と適度な糖分補給も。日差しが強い場所での長時間の釣りは避けましょう。分かっていてもやってしまうのが、釣りバカな毛鉤釣りの特徴ですよ。気を付けましょうね。
 初夏に入った頃、調査を兼ねて、やや深い場所に釣りに出掛けました。梅雨明け前で、まだよく雨が降っていた頃なので、増水後の釣り上がりになります。今シーズン初の尺上イワナが姿を現し、なんと言うか、巡り合わせって分からないものだなと思います。本流をあきらめたら、そこから展開して。その時の様子をアップしました。ちょっろ涼しげにも感じます。気休めにどうぞ。



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2023年7月22日土曜日

センボンシメジの勘違い。

 初秋の頃、コナラやクヌギのある雑木林に発生するセンボンシメジが顔を出しました。どうやらまとまった雨があった後に気温が急上昇しその後急降下たのが要因みたいで、秋だと間違って出てきたようです。今はタマゴタケ、ヤマドリタケ、ハナビラタケのシーズンインに当たりますが、同時に秋のキノコも見られるのは珍しい事です。梅雨時にハタケシメジが出たり、サクラシメジが出たり、ハナイグチが出たりはありましたが、センボンシメジの勘違いは初めてです。
 センボンシメジのセンボンは「千本」で、たくさんの針のような幼菌がまとまって株立ちして発生している様を指し、別名「シャカシメジ」とも呼ばれています。お釈迦様の頭の様子に似ているからです。絶品の高級キノコですが、肉質が中空のためややもろく、美味しい食菌だけに虫も良く入ります。株は小さめでしたので、ちゃんと塩水で虫出しして、乾燥保存と行きましょう。スープに決定だな。



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2023年7月16日日曜日

今年の梅雨は最高です。

  九州・中国・北東北では停滞している梅雨前線の影響で、大雨による被害が出ています。落ち着ける日が早くやってくる事を願っています。こちらも2度の豪雨災害に見舞われ、災害復旧工事は今なお続いていますが、大部分の被災箇所は改良され復旧しています。今も大事ですが、今後の安全な暮らしのためにも、早急な対策予算と施策実施に向けて、頑張っていきましょう。
 今年の「海の日」の3連休は、絶好の釣りチャンスとなりました。北東北の大雨は”東北”でひとくくりにされてしまうため、出渋っている釣り人が多く、川は空いていますね。水量はずっと多めのままで、天気は曇り一時雨。雷もバリバリとは聞こえてこない。時折通り雨はあるものの、イワナにとっては恵みの雨です。ちょうどエアポケットのように奥会津がはまっていて、どこに行っても釣りは出来る状況です。気温も20~25℃で快適温度、でも、今日(7/16)からは気温が上がって来ていて、湿度の高い梅雨空が戻って来ています。今らしい季節に戻っただけですので、別段釣りには影響ありません。
 懐かしい新緑の最後の釣りを動画にまとめました。仕事をしている釣りの時間はせいぜい3時間が限界です。家内制手工業とも言える当宿宿泊業にはたくさんの業務がありますので、1ヵ所様子を見てくる程度になります。加えて、取材対応や漁協の仕事もあり、日によっては多忙の一言。宿は暇ですが。



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2023年7月10日月曜日

お助けフライ&毛鉤、販売しています。

  思いがけないところで毛鉤は消耗するものです。あそこに見えているのに回収できないなんて事は、誰にでもありますね。当宿では、困っちゃったお客様のために、オーナーが巻いたドライフライとテンカラ毛鉤を激安特価でお分けしています。超激安ではありません。消費税込みで2個で500円のたたき売り、少し単価アップしました、すみません。在庫が常に薄い状態ですので、あまり期待しない方が良いかもしれません。サイズは#10~12ですので、デカいです。会津に釣りで通われている方はだいたいは#12ですので、この土地のスタンダードになります。
 今シーズンはなぜだかちょこちょこ売れていくので、自分のマテリアル代の足しにできそうです。「ここ、全部」と大人買いした方がおられたので、急いで補充しました。へウイングダンは釣り上がりに必需品、カディスよりも使い勝手が良く、水切れも良いです。シニアのベテランフライマンは、「いつでもどこでもアダムスパラかヘアウイングダンか」、と言うくらいの鉄板毛鉤ですね。
 テンカラ毛鉤は、5月下旬からの盛期に合わせた黒茶系の毛鉤です。3年で辿り着いたパターンですが、いたってシンプル。サイズは#12~14、バーブレス。実際に渓流で試してきた実弾です。



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2023年7月8日土曜日

◎タイイング資料、イヨシロオビアブ(=メジロアブ)考察。

  奥会津の夏の釣りでは、アブやブユは当然発生しているが、ハッカスプレー等の虫よけ対策をしておけば釣りには問題はない。ただし、二酸化炭素、黒い物、温度が高い部分、動く動作には集まって来るので、とりわけ車にはブンブンとぶつかって来るので覚えておくと良い。舘岩地区や檜枝岐方面では、そのような一般的な虫対策で大丈夫です。
 アブが多い川は、隣県の山形県や、地元の只見町方面に見られる。そのあたりの川が全部アブが多いかと言えばそうでもなく、一言で言えば「川による」となる。南会津西部漁協管内の只見町に入っている川には、アブが多く発生している川がいくつかある。しかし、今年のアブは気まぐれ。晴れていてもアブがうるさくない日があるし、まったく気にならないなんて日もある。アブも1日の中でハッチタイムとなる時間帯があるので、夕方近くになるとさらに増えたりもする。そんな事で、アブをもう少し知っておこう。
 アブはハエ目、ハチはハチ目、まったくの別物。大きめのアカウシアブがブンブンビュンビュンしているのをスズメバチと勘違いしている釣り人は少なくないが、スズメバチは巣に近寄らない限り一般的には攻撃してくる事は少ない。ハチはくびれがあり、アブにはくびれはない。アブはハエですからね。夏の時期に予約のお電話を頂戴し、「ウエットウエーディングで大丈夫ですか?」と聞かれる事が増えたが、自分は必ず「出来れば腰以上まであるウエーダーで」とお答えしている。転倒時の怪我やアブ対策のためであるのは、もうお分かりでしょう。話を戻すと、アブはハエだ! ハエだから、たかってくる!
 ”メジロアブ”というアブは正式には存在せず、地方での呼称にすぎない。正式名は「イヨシロオビアブ」と言い、”オロロ”も同一。釣りでは”メジロ”と呼ぶ方が、関東圏ではなじみが強い。”メジロ”と呼んでも、目は白くない。その辺の事はインターネットで検索して下さい。便宜上”メジロ”と呼んだ方が早いので、”メジロ”で通す。たかって来るアブではこのメジロアブがもっとも個体が多く、ウエーダーに留まり少しづつ這い上がってきたりする。厄介な事にウエーダーの上からもチクリと刺す。他にはウシアブとアカウシアブがいるが、メジロアブほど迷惑じゃない。
 メジロアブ対策は、虫よけの繰り返し、白い服装、払うような動作を控える、に尽きるが、何よりもアブが大量に出ている川に行かないのが手っ取り早い。でも良く釣れて、釣れたサカナが太くて、毛鉤が大きくて良い、だから行く。「アブがいるからなあ」と言ってみても、結局は釣りに行くのは釣り人の性分か、止められないわけだ。夏の年中行事だ。
 自分はアブの川ではホッパーをメインに投げている。バラシが少なく、がっちりと毛鉤をくわえていて、やってやった感満載だからだ。普通はピーコックパラシュート#8~10で何の問題もないが、みんなと一緒じゃ面白くないし、新しい発見もない。そこでメジロアブを捕獲して良く観察してみた。15mm程度の全長に、黒じゃないカラー、思ったよりも太い腹、以上が主な特徴になる。フォームカディスを応用して、TMC206BL#10で、ボディーはブラウンかオリーブで、ヘアウイングはナチュラルかオリーブで。毛鉤はリアルよりもワンサイズ大きくする事で、釣る側のおおらかさってやつを見せつけてやる。リーダー&ティペットはいつもの5X、これで40オーバーのイワナが食いついてもへっちゃら。おっと、ツーサイズ大きくなっちゃった。
 8月下旬ともなれば、アブも減って来ている頃。でもイワナの頭の中にはアブの事でいっぱいじゃないのかな。イワナのお腹にも飲み込んだアブのパチンコ玉がいっぱい。釣り人の妄想もあれやこれやでいっぱい。こんな事を考えているだけで、少しは気分も上がるかな。こんな記事を読んでいるだけでも、毎日の繰り返しの日々が、少しは忘れられるかな。
(以前のエキサイトブログより、再編集して掲載)



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2023年7月4日火曜日

初夏の入り口、イワナ釣り。

  緑が濃くなって、雷が聞こえ、初夏の雰囲気が濃くなってきました。ドライシーズンが早かったので水量が心配されましたが、予想外に週1ペースで雨があり、保たれています。そして梅雨入りとなり、これも予想外に週末にかけて雨があり、余計な雷もありますが、今のところは水量は多めに推移しています。かえって多すぎる場合もありますが、ちゃんと川を選べば良いだけなので、少ないよりは良いでしょう。6月中旬を境にして、釣れるイワナのサイズも良くなり、30オーバーが6月後半だけで15尾ほど、ラッシュ状態です。
 気温が上がってくると、イワナがホント元気になりますね。自分も取材やスクールが区切りがついたので状況把握に川に出ましたが、イワナの目が違います。フライに飛び出す勢いも相当なもので、ベストシーズンの中のトップシーズンという印象です。奥会津ではイワナは夏の方が大きいサイズが良く釣れる傾向があり、これからが楽しみです。
 動画をアップしました。「新緑#2」となり、まだ雪がちょっと残っていた6月上旬の模様です。この頃は虫のハッチがどんどん増えてきた時期で、入渓のタイミングがちょうどスーパーハッチにあたりました。そうは言っても、そんなに釣れるわけではありませんが、調査ですので問題ありません。




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ただ今、養生中です。(2024.5.13)

  冬のバイトで膝を酷使したため、軸足の左膝がいまだに痛い。このまま秋になってしまうと困るので、地元の診療所に見立てしてもらった。その結果、側副靱帯損傷ということで、予防接種と血圧の薬以外で初めて御厄介になった。「注射1本打っとくか!」と言われたが、5月中は時間があるので、自分で...