3、フライフィッシング/テンカラ

  【やまゆきかわゆきのグリーンシーズン宿泊料金】

渓流シーズン中は、連休も夏休みも関係なし!
1泊2食8500円 (食事をとらない場合も料金は変わりません)
1泊朝食や素泊まりは受け付けていません。


【フライフィッシングで初めて当宿をご利用をお考えの方へ】
やまゆきかわゆきから新しいお客様への招待状 ~ お考えならば迷わずご連絡してみて下さい。

当宿は、始めたばかりのビギナー、キャリア数年の初級者、自然渓流にステップアップをお考えの方、ご夫婦で趣味を楽しみたいと思っている方、特に歓迎しています。
だれもが経験する新しい趣味の世界は、不安と疑問と恥ずかしさでいっぱいなはずです。
分からないことだらけで、分からない事自体が分からない毎日、たった1つの疑問さえも誰にも聞けない。
自分にだって確かにそういう時代はありましたし、だからこそビギナー・初級者を応援したいんです。

”フライの専門宿”と聞くと、どうしても少し遠慮がちになったり、上手な人ばかりが利用している宿だと思っていたり、そういうお話を耳にすることがあります。
また、1人客だから無理かなとか、お休みが平日なので泊まれないんじゃないかとか、逆に後になってもっと早く連絡してみれば良かったとの声も聞いています。
やまゆきかわゆきは、東北への入り口にあたる会津にあり、とりわけ奥会津は素晴らしい渓流の宝庫です。
したがって、自然渓流デビューには最適とも言え、関東の隣なのでビギナー初級者はたくさん来られています。
フライフィッシングのお客様の内容構成は、ビギナー初級者30%、10年以上の中級者40%、ベテラン30%になり、女性のお客様は全体の10%になります。

だれでも何事にも初めてがあります。
フライフィッシングをやってみようと思った時も、その”初めて”だったはずです。
やまゆきかわゆきは、皆さんのフライフィッシングライフをいつも応援しています。
時にはおもしろおかしく対応し、時には辛口でアドバイスし、皆さんと一緒に年月を重ねていけたらと思っています。

春夏秋冬と季節があるように、人の人生も釣りの人生も春秋があります。
皆さんのそれぞれの人生の中で、奥会津で過ごした時間はどんな彩を添えてくれるのか、歳をとった時に思い出される風景はどういう場面なのか。
そこにやまゆきかわゆきが寄り添えるならば、皆さんの人生の1コマに加えてもらいたいと思っています。

さあ、初めての奥会津へ、初めての釣り旅へ、いつも自分自身が新鮮であるために、ぜひ当宿をご利用下さい。
皆さんのお越しをお待ちしております。

色々と初めてのお客様なら、宿泊当日の朝に一度立ち寄られる事をお勧めしています。
おおまかな漁協の事、その日の釣り場の事、おススメの川の事、毛鉤の事、美味しいお蕎麦屋さんの事、クマの出没情報など、30分ほどお話をさせて下さい。
ほんの少しの世間話が緊張を和らげ、きっと役立つ情報があると思います。

これからのフィッシングライフに役立つように、毎年ドライフライスクールを開催しています。
もう少しキャスティングを上手くなりたい、もう少しフライの流し方を上手になりたい、そんな時は最高の見方になります。
スクールは各自の必要に応じて活用されると、レベルアップ・スキルアップが容易になります。
自己流で何年もたってしまった事が、何回かスクールに参加しただけですぐにクリアしてしまう、3倍速の上達が見込まれます。
親切かつ丁寧であり、スクーリング能力の高い里見栄正氏を講師に起用していますので、活用しない手はありませんね。


【基本的な宿泊ルール】
釣り券、釣り場情報、アクセスなど、釣り人なら欲しいネタが宿にはたくさんあります。
リアルタイムのコンディションや、釣り人の悩み、相談には、出来る限り前向きに対応しています。
とにかく、安全に、事故無く、怪我せず、帰って来て下さい。

■事前に当日の夕食の時間を確認してから、イブニングライズを楽しんで下さい。
 フライフィッシングのお客様の夕食時間は、季節毎に時間が変わる時間変動制としています。
 5月大型連休を過ぎると、季節ごとに夕食時間が変わっていきますので、必ず確認して下さい。
■フライフィッシングのお客様の夕食時間は、皆さん一緒の夕食時間で、個別対応はしていません。
 夕食時間ギリギリに宿に戻っても、時間通りに食事となりますので、先に食事をされて下さい。
 せっかく一生懸命ご用意した夕食が、あの温かいヤマメの唐揚げが、冷めてしまいます。
■朝食時間は、7時30分頃からです。
 早朝から釣りをご希望の場合は、前夜に会計を済ませて頂きます。
 前夜の会計とともに、日釣り券の購入もお忘れなく。
■当宿滞在中は、他のお客様もいますので、静かにお過ごし下さい。
 宿には他の釣り人や、釣り人以外のお客様もいますので、廊下や部屋の出入りなど、迷惑にならないようお願いします。
 特にファミリー客の宿泊時は、小さいお子様や乳幼児もおりますので、どうかお気遣い下さい。
■C&R(キャッチ&リリース)をされない釣り人の宿泊はお断りしています。
 まことに勝手ながら、当宿はC&Rオンリーです。

強くお願いしています
朝早く起きてしまっても、夜遅くまで起きてても、他にもお客様が滞在している事をお忘れなく。
施設や備品は共有物ですので、読んだ本は元の場所へ戻し、開けたドアは静かに閉めましょう。
お互いの無事な釣りを願い、お互いに素晴らしい時間を過ごしましょう。
チェックイン&チェックアウトは、宿泊の基本ルールです。
体調不良の場合や、仲間との待ち合わせなどは、前もって一言お願いします。


やまゆきかわゆき主催のフライフィッシングスクールのご案内

奥会津・南会津の素晴らしい渓流や、ブナの森が広がる豊かな自然を、FFスクールを機会に知って下さい。
フィッシングプランの立て方、スキルアップはもちろんの事、ちょっと聞けなかった疑問なんかも解決!
一人の疑問はみんなの疑問として、参加者一人一人と向かい合って、一緒に考えて行きます。
講師はFF各誌、DVD、釣り番組でお馴染み、加賀FAのエリアマネージャーを務める里見栄正氏です。
8f#3ロッド、スタンダードなパラシュートフライ、長過ぎないリーダーティペットのシステム。
まさに会津にばっちり合うタックルで、ドライの釣りをもっともっと楽しくしてくれます。
スクール開催の時期は、新緑の季節の5月後半、またもうひとつの春となる初秋の9月中旬。
当HPやブログにてお知らせしますので、ぜひご参加下さい。
フライフィッシングに年齢やキャリアは関係ありません。
初心者も、30年選手も、女性も、シニアも、みんなで大好きな趣味を深めましょう。

最新情報!!! 2023年5月開催のFFスクール、決定です。
2023年、5/○○(土)~○○(日)
「里見栄正ドライフライスクール、2023春」


里見栄正ドライフライスクール、春開催
《本スクールの特徴》
毎年この時期には、ヤマメが次々と飛び出す好条件が揃っています。
ソラックスやパラシュートといったスタンダードなドライフライパターンでの釣り上がりを通して、参加者各人に合った的確なアドバイスをしていきます。
ドライフライフィッシングの習得や向上には、最高のチャンスです。
流れの読み方はもちろんの事、ポイントの見方、自分自身でのランディングまで、大切に記憶していって下さい。
また、キャスティングにおいても、基本セオリーから立ち位置によっての応用まで、ビギナーからベテランまで参加者を選びません。
東北の春の空気の中、素晴らしいフィールドが待っています。
ぜひ、この機会に、ご参加ご検討下さい。

■場所:奥会津の渓流郡(舘岩川、鱒沢川、湯ノ岐川、檜枝岐川など)
■集合:やまゆきかわゆきに当日朝8時集合
■定員:約10~12名
■料金:1泊3食講習費込み25,000円(1日目の昼食代含む、遊漁券代は別途個人負担)
■お酒好きには夕食時別途1000円で嬉しい飲み放題となります。
■注意:スクール参加者のお部屋は相部屋となることもありますので、ご了承下さい。

★お1人でのご参加が多く、その年齢層は20~70台と幅広ので、気楽にご安心下さい。

【ご注意事項・お願い】
◎ウエーダーは、必ずウエストハイかチェストハイをご用意下さい。
◎当日の集合前及び夕食前の釣り・2日目の朝食前の釣りは、禁止。
◎ロッド等道具類のレンタルはありませんので、各自ご用意下さい。
◎スクール中は、ゴミの持ち帰り・タバコエチケットのマナー厳守。


《舘岩川水系の渓流群》
当宿からほど近い舘岩川の本支流なら、車で行けばすぐそこに!
南会津西部漁協の日釣り券・年券は当宿で販売中、釣り場のアドバイスは頼って下さい。
たとえ小さくても何か発見があれば、それはその土地の遊び方を見つけたと言う事。
次はもっと、その次はもっともっと、楽しいはずです。

◎舘岩川(たていわがわ) = 舘岩川水系として人気の高い本流、舘岩地区の母なる川
 伊南川支流では規模が大きく支流群を持ち、標高1000mの水源、伊南川合流までの流程約20km、標高差400mを流れる。
 上流~下流まで様々な渓相となり、中上流域にC&R区間、中下流域に特別漁区がある。
 春先の飛び出すヤマメ、梅雨の幅広ヤマメ、秋の良型ヤマメがターゲットだが、通っているフライマンは夏ヤマメの人気が高い。
 H16年に10km超のキャッチ&リリース区間が誕生、H21からはフライ・テンカラ専用区に変更、認知度も急上昇。
 舘岩地区の田園風景には欠かせない唯一の里川、豊富な水生昆虫と陸生昆虫が生息。
 「釣れるのはハヤとウグイばっかり」と言うフライマンがいるが、ポイントの見極めが外れるとそういう結果になる。
 東北でウグイは立派な遊漁対象で、よって放流もあり、ハヤ・ウグイを使った郷土料理がある。
 川にはイワナ・ヤマメ・アユ・カジカ・ウグイ・ハヤ、畑にはサル・タヌキと、里川らしい生態系が存在。
 C&R区間に成魚放流は一切無く若干の稚魚放流のみ、C&R区間以外にはヤマメの成魚放流が定期的にある。
◎湯ノ岐川(ゆのまたがわ) = 温泉場を中心に賑わう人気の釣り場、温泉と蕎麦と釣り
 舘岩川の支流では渓流釣りファンが最も多く、湯治場情緒や人情味を感じる古くからの釣り場。
 源頭は尾瀬国立公園内の田代山湿原にあり、川筋の谷は深くかつ険しく、その森はツキノワグマの生息圏。
 クマ、サル、マムシ、スズメバチ等要注意はもちろんだが、何よりも自分自身の遭難や天候の急変には責任をもってもらいたい。
 クマは親子の目撃がシーズンを通して多く、雨量によっては県道(林道)の通行止めがある。
 湯ノ花地区は6月に渓流釣り大会開催の場合あり、解禁中はイワナの成魚放流も比較的多い。
 ゆっくりと釣り上がればその豊富な水生昆虫に気付くが、川岸のヤマフジの花はさらに美しいので、カメラは必携。
 湯ノ花地区にある蕎麦屋の「いせや」は絶品で、奥会津の十割蕎麦は”裁ち蕎麦”と呼ばれ、山菜の小鉢も嬉しい。
 写真カメラが趣味のいせや店主は釣り人に優しく、カウンター席ならウエーダーのままでも食事はOK!
◎鱒沢川(ますざわがわ) = フライマン憧れの渓流で、まったりした時間を過ごそう
 今も昔もフライマン憧れの川で、その流れる水の透明度ゆえに、釣りは難しいと言われている。
 釣果を焦るとロクな結果にならず、渓魚に遊んでもらう気持ちで釣り上がれば、魚に出会うヒントはたくさんある。
 自分にとって鱒沢川の釣りは、季節を感じながらのトレーニング感覚であり、常に発見の連続。
 通えば通うほど楽しくなるのも事実で、フライマンに限らず、エサ釣り師やルアーマンも多くやって来る。
 不思議な調和で成り立つ渓相美は、川に立った者を魅了し、透き通るようなイワナに出会いたいと願う。
 是非とも、冬を越した美形でパワフルなイワナを、スタンダードドライフライで体験してもらいたい!
 「釣れれば良い」なんて節操の無い事は思わず、自分の時間を自分の好きなように過ごすために、まずは行ってみよう。
 源頭の山は穏やかだがクマ等には要注意、過去に3~5mの至近距離での遭遇がある。
◎西根川(にしねがわ) = 隠れ家的な木賊温泉と、深い谷に刻まれた流れ
 豊かな自然があふれ、ひっそりとたたずむ集落を縫うように流れる、良型イワナの渓流。
 源頭は湯ノ岐川と同じく田代山湿原なので野生動植物のサンクチュアリ、山菜キノコ採りも厳しく禁止されている。
 西根川流域ではクマ・スズメバチは身近な存在で、ふと視線の先にはミズバショウがあったりと、そっとしておきたい。
 ちょっと近寄りがたい雰囲気の中、落差のある小滝あり、連続する平瀬あり、変化に富んだ流れがイワナを強く育てている。
 かねてより釣れるイワナがひと回り大きいと評判で、エサ釣り師やルアーマンに根強いファンがいるほど。
 木賊温泉に訪れる人のお目当ては、渓流釣りよりも写真撮影や紅葉狩りの方が中心で、檜枝岐村に続くルートは絶景ポイント。
 ドライの釣りはやや遅く5月後半からとなり、流域は一気に活気が出てくる。
 木賊温泉には共同浴場は2つあり、1つは川岸の露天風呂、熱めのお湯で疲れを取ろう。

《伊南川広域の渓流群》
当宿を起点にして、伊南川水系、檜枝岐水系、野尻川水系へ、ぐるっと扇型に広がる渓流群。
イワナの川が70%、ヤマメの川が30%、ニジマスの川は0%。
日本の原風景と言われる山里で、広葉樹の森に囲まれて、自分だけの時間を過ごして下さい。
エリアを広げるかどうかは自分次第、季節ごとのドライの釣りを楽しもう!

◎檜枝岐川(ひのえまたがわ) = 5月末から始まる奥会津の川、伊南川上流域の釣り
 伊南川は檜枝岐村に入ると檜枝岐川と名称を変え、さらに七入橋からは実川と呼ばれる。
 温泉街が終わる所から1.2kmのC&R区間が始まり、キャンプ場のあるキリンテ地区からは水流や渓相も一変する。
 温泉街、C&R区間、キリンテ地区の3つに釣り場は分かれ、川幅があるので全体的に釣りはしやすい。
 檜枝岐村漁協の釣り期は5月中旬~9月中旬と短く、山奥の夏の釣りというイメージが強く、7~8月が釣り人のピーク。
◎舟岐川(ふなまたがわ) = 渓相も魚影も一級品の中規模渓流、透明な川
 当宿がフライマンにススメする渓流で、”女性的な鱒沢川、男性的な舟岐川”として、透明度、風景感ともにトップクラス。トップクラス
 源頭は尾瀬国立公園内の帝釈山(標高約2000m)にあり、中流部からは谷が深まり、ツキノワグマ・サルのテリトリー。
 最下流域に禁漁区と取水堤があり、そこから上手が釣り場、昔から変わらずイワナの名川として知られている。
 釣りもいいが、それよりも「山びこ山荘」の裁ち蕎麦は欠かせないので、蕎麦が売り切れる前に急いで行こう。
◎黒谷川(くろだにがわ) = 会津の大渓流として堂々健在、圧倒される大自然!
 ”会津の渓流と言えば黒谷川”、その言葉にウソは無く、釣り・沢登りの人気河川になっている。
 ドライの釣りは6月中旬からで、林道脇に残雪を見ながら入渓点を探し、その水の冷たさに驚く。
 下流域でヤマメで集落が終わるとイワナ、車が入れるのは全流程の1/3ほど、会津朝日岳は険しく、クマだって渡渉している。
 自分にとっては黒谷川はライフワークで、いつ訪れても、少年のようにワクワクさせてくれる。



5/25~26開催の里見スクール、若干名募集中です。(2024.5.9)

 里見スクールにキャンセルが出ましたので、引き続き参加者を募集しています。今シーズンは季節の巡りが近年になく早く、もうすぐベストシーズンの到来となりそうです。すでに#12のドライフライに反応が良くなってきており、気温の安定とともに水温も安定していくでしょう。ちょうどスクールの前に...