6月中旬に入り、沢筋の雪も消えた頃だろう。お二人の足取りは軽く、車を置いて30分ほど歩いてから、気を付けて河原に降りた。梅雨入り前のうららかな晴れの日、ハルゼミに囲まれているような感覚を覚える。ほどなくして、嬉しい1尾のイワナ。いつもは1尾釣れるかどうかという釣果でも、フライを遅くに始めた女性にはすべてが新鮮に映り、ヘタウマでも一所懸命に前を見ている。趣味への素敵な取り組み方です。自己記録更新の1日3尾のイワナ。翌日も自己記録タイの3尾のヤマメとおまけのウグイ。ステップアップというよりも、次の階段に飛び乗った感があります。
目の前のポイントの見方と立ち位置を決めてあげて、あまり細かいことは伝えません。今後のためにも自主性を持って、自分で考えて釣りをしてもらえれば、もっと楽しくなるはずです。きれいなイワナが釣れた時は、カメラダブルで撮影タイム。お二人の距離感もホント素敵で。ランチタイムのお弁当が脇役になって、何とも膝がかわいいったら。そしておにぎりで口がふさがれて、無言の時。
大物チャンスはイワナ側の問題で次回に持ち越し。明らかにイワナの食べ損じだったので、惜しいの一言。目測32cmと30cm、夢で逢いましょう。ポイントを休ませながらの、約30分の激闘でした。毛鉤も4種類ローテーションして、何度かチャンスを作り出し、ベストは尽くしました。兄さんにも姉さんにも、平等にチャンスはありましたね。虫のハッチ量でイワナの活性が変わる、森の中ではやや珍しい傾向でした。ご一緒出来て、こちらも楽しかったです。
山菜採り・キノコ採りも、楽しいですよ。
お気軽にお問合せ、ご予約下さい。
ドライガイドかわゆきHPは、https://sites.google.com/view/dgkawayuki/
フェイスブックページは、https://www.facebook.com/tsuruhiro.tatsugi
YouTubeかわゆきチャンネルは、https://www.youtube.com/channel/UCe_0tqknmHuXev7_ul2OvvQ