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2025年8月30日土曜日

ドライガイド2025-17、ビッグチャンスの楽しみ方。(2025.8.30)

  夏に入ってからは、尺イワナが浮いている場面に遭遇する事が多くなった。普通は6月や初夏に尺物が釣れると思われがちだが、実は奥会津では夏が尺物のチャンス。これは今も昔も変わらない事実で、巡りが良ければ1つのポイントで2尾の尺イワナが釣れる事もある。自分は1場所2尾を2回経験していて、それは決して沢ではなく、川や本流筋で釣れる。さすがに2尾目が来た時にはびっくりします。笑います。
 ガイドをやっていると尺物のビッグチャンスは必ずと言っていいほど巡っては来るが、ネットインまではなかなか難しい。9寸サイズまでは釣れても、あと1cm、2cmが届かない。この日は檜枝岐村に来たので、せっかくだから自然豊かな渓流を歩きたいとの希望で、山岳渓流のようなきれいな場所に来てみた。魚影は減ってしまったが、過去の実績はかなり良い。あくまでも過去、昔話ですが、期待は出来ます。水量はやや多いという状況なので、あとはタイミングか。
 風景感が素晴らしく、遡行しているだけで気持ちが良い。これは最高だ。あぶくはあるし、バブルラインもある。誘っているとしか思えない。時々小雨がちらついて、イワナの警戒心も薄まるか。プラス思考ばかりが浮かぶ。あまりポイントの写真は出さないが、今回はビッグチャンスの場所を2つ。2枚目の写真は右の大岩の左横から流れの肩にかけて、ゆらゆら、上がったり下がったり、沈んだり浮いたり、食事に忙しそうな推定32cm。3枚目の写真は左岸側のあぶく、緩い巻きでイワナが岸の方を向いてふらふら、余裕で定位している推定30cm。期待は高まるばかりでも、難易度は高い。分かるでしょ、イワナも釣り人もお互い丸見えですよ。ビートルから毛鉤チェンジしたりと、観察しながら時間が過ぎていく。
 何投かはできたが、キャンスティングのモーションはどうしようもなく、その結果は釣り人の負けとなった。初めて歩く川で、初めて遭遇したイワナで、上手く行く事の方が少ないでしょう。雨が普通に降り始めたので、午後15:30に退渓となった。車止めに戻って16:00。ピッタリの釣り行程は久しぶり。ゲストも「楽しかった」との事で、最高のストレス発散になったようだ。フライフィッシングはプロセスを楽しむ遊びだと、改めて感じた。





フライフィッシングやテンカラで自然渓流デビューなら、首都圏から近いみちのく会津がベストです。
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フライフィッシング・ドライテンカラを始めたい人や教わりたい人、歓迎です!
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2025年8月17日日曜日

ドライガイド2025-15、季節の迷路。(2025.8.16)

  雨で森は息づいて、動植物はひっそりと暮らす。猛暑日続出となっている2025年の夏は、季節の巡りがとても早く、川の取り巻く生き物にも影響が出ている。奥会津の釣りでは、水量は雪で持ちこたえたが、さすがに減水期に入ると気温上昇に伴って、渓魚の付き場も変わって来る。そういう事にどうやって対応していくかが肝心であり、探っていくと楽しい釣りにつながる。何も考えもせずに、季節が変わっても、天気が変わっても、同じ事をしている釣り人は釣れない結果が多くなる。フライフィッシングは特に観察力と対応力が試され、経験値をどう釣りに活かすかが大切。気付けるかな、出来るかな、とりあえずはチャレンジ、釣り上がってみましょう。
 2日目に入り、幸い気温が高くはないので、静かに釣り上がれる川を選んでみた。春先には良くイワナが釣れる場所は、おかしなくらい沈黙を続けて、これは釣り人には考えさせられる。上記の対応力が試されているわけで、思考の迷路からはほどなく脱出できた。要した釣り上がり時間は1時間弱か、流れは悪くはないのに反応が返ってこない。先行者がいたはずではないのに、サカナが走らない。まさに渓魚の付き場が変わっている状況だった。イワナも間違いなく夏対策している。
 ゲストと話し合いながら、1尾のイワナが釣れたところで迷路からは出れたので、その後はポンポンとテンポよくイワナが掛かる。確信が持って釣り上がり、やや良型の8寸がネットイン。ここで休憩です。迷路から出るまでに少し汗をかいているので、謎解きの安堵感から腰を下ろすと多めの水分補給、大切です。11時を回ったところで、小雨があたってきた。天気予報通り、気がかりは雷だけ。好きな人はいないでしょ。雷雨の過ぎた後は嫌いじゃないけど、最中は車に逃げたいよね。
 お昼を挟んで、雨が普通に降り出した。雷雨の場合は途中で退渓する事も常に念頭に入れているので、イワナの反応が良くなっているこの区間を丁寧に釣り上がる。釜の大場所でビッグチャンス、尺上イワナが浮いている。いや、流れが複雑で水量があるので、時折浮いてくるという状況に出くわした。タイミング良く入った時に2回反応し、1回は毛鉤をくわえるまでには至らず。2回目ははっきりと食べに来たが、くわえられずの空振り。これはかなり惜しい。この後も少し粘ってみたが、残念ながら、断続的な雨と雷のバリバリ2発で退渓となった。時刻14:30で早上がり、ストップフィッシング。今日はドラマの途中だったのかな。







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2025年8月10日日曜日

ドライガイド2025-13、次の日はワンダーリバーにて。(2025.8.9)

 「谷は静かで美しく」には続きがあり、翌日はきれいなナメ床が展開する沢歩きになった。宿屋の時代から”大イワナの浮く沢”としてリピーターにはお馴染みだが、イワナはいつも浮いているわけではないので、入渓にはタイミングが鍵になる。とは言え、気持ちははやるので、今回は行くしかない、行ってみるしかない。幸いに先行者は無し、釣り支度としよう。
 タイミングはベストではなく、なにしろ水量が落ちている。5ヵ所ある尺上イワナのポイントは、釣り人とイワナはお互いに丸見えで、こりゃ、えらいこっちゃ。魚との距離感、着水時の水面へのインパクト、キャスティング時の空気が動く気配、当然難易度は高くなる。結果的には大イワナは確認できたが、ネットインには至らずの惜しい残念賞でした。それでも9寸イワナが釣れて、知らない世界でまったりとした時間になりました。淵から上がってきたイワナはスローモーション、ワンチャンスでワンヒット、興奮の瞬間もありましたね。
 基本的には毛鉤は大きいサイズですが、釣り場によっては意外性もあります。今回の釣り場はホッパーも有効となる場合もあり、季節によっては通称ブナパラだけで通しちゃう場合もあります。ガイドを始めてみると、ゲストの皆様はほとんどがパラシュートパターンでした。もっとカディスパターンの比率が高いかと思っていましたが、これは想定外。自分のパイロットフライは、シャクガにも対応する大きめのヘアウイングダン#10なので、奥会津ローカル釣り師なのかも知れません。だいたいの色とだいたいのサイズ、突き詰めるとこの2つが重要だと思います。もちろん、よ~く観察する事が前提です。




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2025年7月29日火曜日

ドライガイド2025-12、谷は静かで美しく。(2025.7.29)

  横浜市にあるフライフィッシングショップなごみの遠藤さんが、今年もやって来てくれた。例年であればビギナー向けのショップツアーで、旧やまゆきかわゆきをベースにレッスンと遠征釣行の機会を設けていたのだが、宿はこちらの勝手な都合により閉館させていただいたので、今回は自由な釣り旅となった。ビギナー向けレッスンはないので、ショップのお客様とお二人で、まったりした釣りが出来る谷にご案内となった。下界は暑くなってきているので、涼みながらの釣り上がりですな。ほどほどに歩いて、ほどほどに汗も出ちゃいました。
 サイトでサカナを狙いながら、30分ほどのリバートレック。そう簡単には釣れてはくれないが、もともとまったりな釣りで数を求めてはいないので、少しも焦りはない。良い時間が流れていき、一層静かな谷になってきた頃合いで、イワナがフッキング。10尾見えたら1尾釣れるような感じでも、笑いながら、話しながら、楽しいひと時です。同行のお客様にもきれいなイワナが釣れて、ちゃんと記念撮影。店主とお客様の関係ですから、この瞬間はしっかりお仕事されています。立派なカスタマーサービスですね。
 見た事のない景色に溶け込んで、川沿いをロッドを片手に歩く数時間は、時折吹く風がとても気持ち良く、川面も輝いていました。ゆらゆらと漂うように泳ぐイワナ、静かに見守っているとライズをするイワナ、身の危険を感じて物陰に隠れるイワナ、生き物の営みがそこにありました。ボーズだけは避けたいとか、そんな事はどうでも良いんです。楽しい時間が過ごせれば。
 そして次の日へ続く。



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2025年7月26日土曜日

ドライガイド2025-11、トラブルにも負けず。(2025.7.26)

  梅雨明けが早いのでは?と報道され始めて、気のせいか湿度が上がってきたような気がする。会津の梅雨は雨が少なくなり、代わって北関東の県境では雷が高確率で発生。雷雨になる時もあれば、ゴロゴロと音だけがうるさい時もある。どうせなら雷と雨はセットにしてもらいたいと常々思う。そういう季節になったという事で、素直に受け止めよう。
 お二人は檜枝岐村の川に通い詰めだったが、ここ数年は舘岩地区の”とある川”にせっせと向かっている。ならばとガイドと一緒だからこそ行ける場所へ行こうと思い、せっせと向かっている”とある川”でも、未知の区間へご案内しようと考えた。雷雨の予報もあるので、檜枝岐方面だとゴロゴロが早く来る。運が良ければ、降りはしても鳴りはしないかも知れない。淡い期待は午後3時前までは叶えてくれた。頑張った疲労も相当あったので、退渓の時間にはちょうど良かった。
 あまりにもあっさりと1尾目が釣れちゃうと、かなりびっくりしますね。ライズは少ない日でしたが、イワナのご機嫌は悪くはなかった。ただ、ただですね、ライントラブルがとっても仲の良い友達みたいなもので、なんというか、いつもの事なんです。そこで負けたら釣りにならないので、頑張って仕切り直し。目の前にイワナはいるし、この先もきっとイワナはいる。ちょっと焦りながらもトラブル解消、そしてキャスティング、ややっ、トラブルだ。ホントに仲が良い。二人して仕切り直しも何度かあって、良い距離感です。
 ビッグチャンスには恵まれなかったけれども、最大は9寸イワナまで。多いのは20~22cmの育ち盛り。きれいなイワナが釣れると、気持ちと比例して撮影タイムも少し長くなる。二人合わせて釣果が2桁を超えたあたりで、ついに雨がポツポツと降ってきた。予定の行程を組みなおして、途中は飛ばし飛ばしで歩く。雷が鳴っても30分で上がれる場所まで来て、終盤のポイントで何尾か顔をだす。ここで自分にビッグチャンスのキノコタイム。先にブログで触れたヒラタケ大収穫となり、ガイドの持ち場を15分ほど離れる。おすそ分けのお土産が出来た!
 雷が近づいてきたので退渓を決めて、足早に上がっていく。林道に出ると不思議な事に雷雨は弱まり、明るさも戻ってきた。梅雨時の釣りはだいたいこんな感じですね。良くあることです。お天気には逆らわず、怪我をもらわないのが一番大事!




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2025年7月21日月曜日

ドライガイド2025-10、順調にステップアップ。(2025.7.21)

  フライフィッシングの経験はあっても、ドライフライの釣り上がりは少ないというゲストさん。今回は意を決して、本格的にドライの釣りをスタートしました。釣りの感覚はしっかり持っているので、一番の壁はキャスティング。オール実戦で進みますから、おそらく今回の1日でだいたいは身に付くでしょう。いろいろと言っても、誰であっても出来る事と出来ない事があるので、いろいろと試しながら時間が経過していきます。午前中は川の増水もあって、フッキングまでは至らずでしたが、川歩きはまったく心配なく、ポイントの見方も自分なりに出来るようになり、最初の1尾に確実に近づいているのが実感できます。涼しい日にあたったので、集中力も続いて、気が付いてみればもうお昼近くに。こちらも休憩無しでしたが、あっという間の時間でした。
 午後は水量がやや落ち着いてきたので、釣り場も水量が多くはない区間に変更。まずはお昼ご飯を取って、しっかり休憩です。午後はポイントをよく観察でき、サカナを感じられるようになりました。そして、やってきた瞬間、最初の1尾。小さい巻き返しのポイントで、小さめのイワナが顔を出してくれました。放流サイズよりも小さい個体でも、魚体はきれいで、ヒレはピンとしている。これは天然イワナは、稚魚放流から育ったものでしょう。ドライの釣りは釣れたサイズだけがすべてではなく、そこに至るプロセスや時間の方が大切です。とっても良いイワナでした。長めの撮影タイムにも、お付き合いいただきました。
 ガイド終了の頃にはキャスティングも様になって来て、自分なりにポイントを見て毛鉤を投げてみます。積極性も良いですね。どんどん上手になりますよ。フライをやる機会を作れるかどうかがまず第一関門ですね。機会さえあれば、ステップアップは早そうなので、ご自身に期待して下さい。毛鉤に出てきた回数は8回くらい、フッキングした回数3回くらい、ネットインの回数1回、最初にキャスティングを見た時から判断すると、これは上出来です。実戦と同時に大量の情報量がありますから、頭の中はいっぱいいっぱいだったはずです。次回が楽しみです。




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2025年7月17日木曜日

ドライガイド、渓流シーズン折り返し。(2025.7.17)

  2025年4月からフィッシングガイドを始めて、おかげさまで3カ月が経ちました。怪我や事故なく、ここまでは安全にやって来れました。ご指名いただいたお客様、応援していただいた皆さま、ありがとうございます。
 季節の移り変わりとともにご案内する川も変わり、時にはご希望の川、時にはお客さがイメージする川、時にはステップアップに適した川、思い出せばあまり行く川や区間が重なっていないのは不思議です。回数の多い川で2回止まりですから、意外と言えば意外です。週に1~2日程度のガイドでも、約10週あれば20日になります。なのでもう少し行った川に偏りが出るかと思えばそうでもないのは、やはり季節を追いかけているからでしょう。梅雨からは檜枝岐村方面が増えるので、今後は夏の釣り場へと移っていきます。
 ガイド稼働の多い曜日は金曜になります。お客様がどうせなら平日に良い釣りをと望まれる事が多いからで、週末への業務の流れで休日を取りやすい傾向があります。宿泊業の場合も同じでしたが、金曜は比較的釣り人が多いですね。その反動で、土日は不人気ですね。きっと期待感が薄れるのでしょう。土日でも何とかしちゃう、ガイドの腕の見せどころ、なんてね。
 お客様は宿泊の場合と日帰りの場合、今のところは半分半分の感じです。日帰りでガイド頼んで釣りするのは少数派かと思っていましたが、関東の裏側である地理的関係から、遠くの釣り場とは思われていないようです。したがって、日帰りのお客様は釣りの集中力が高いですね。その代わり、バテちゃうのも早いです。睡眠不足と興奮状態と釣りの欲求がバランス取れていません。時間を忘れて遊んでいる方が多いです。それも悪くはないですが、お帰りの車の運転が心配になっちゃいます。
 ドライの釣りのステップアップを望まれる方は、知識と技術を同時進行で進んでいきますので、費やす時間の効率は当然良いですが、入ってくる情報量が大量なので最初は処理しきれないでしょう。それでも出会えた渓魚との時間を横で見ていると、とっても嬉しそうで、優しくサカナに触れています。サイズは関係なく、喜びは大きいですね。フライショップは減ってしまい、教わる機会が限られてしまう昨今、動画を見てマネをする事は普通の事です。しかしながら、さっきのマネははたして正しかったのかどうか。その不安を抱えながら、一応のキャリアは積んだ気になってしまう。う~ん、こうなると最悪かな。ステップアップガイドの利用価値は、まさしくここにあります。
 時々釣り場の下見に出掛けています。力が抜けて振っているせいか、良いイワナが釣れます。超フラットの、奥の暗がりでライズを繰り返していたイワナは、31cmありました。自分のネット内径は35cmです。あっち行って、こっち来て、網に入れました。まぐれは怖いですね。毛鉤はピーパラのカーブフック#9でした。
 「海の日」3連休で渓流シーズンの折り返しになります。暑さに気を付けて、ガイドしたいと思います。やはり少しでも涼しい川がいいとなると、自動的に檜枝岐方面が釣り場の選択肢の上位になります。先週ガイドで行ったら、キリンテで1日中2人組のフライがいました。キリンテで釣りは、自分はもう10年以上はしていない。暑そうなので、おそらくガイドでも行くことはないでしょう。皆さん、熱中症に十分気を付けて、釣りして下さい。



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2025年7月10日木曜日

ドライガイド2025-9、森の中で釣り上がり。(2025.7.10)

  希望の川ご指名でガイド、この川は二回目のご指名になりました。ゲストはやまゆき宿リピーターで、お酒好きの気さくな同年代。湖の釣りから渓流の釣りに季節が変わって、今シーズン最初の会津です。暑くなる予報の日でしたが、日陰の多い川だったのでラッキーです。それでも汗をふきふき歩いて、釣りスタート。
 釣りに関しては手放しでいられるので、フィールドガイドに集中できます。高巻く場所も幾つかあって、ルート確保は安全第一。枯葉やササで意外と滑りやすかったり、ナメ床では嫌~な角度でツルッと行きそうになったり、日陰は足場の起伏が良く見えない場合もありますので注意です。出した足を引っ込める事ができる歳になったので、焦らず、急がず、落ち着いて釣り上がります。
 渓相の美しさでは断トツ、木漏れ日が素敵な、絵になる川です。おそらく昔は山仕事で栄えたんでしょう。いにしえの会津人たちの、貴重な山の財産です。コゴミ、イラクサ、ネマガリタケなど何でも出る山で、地元の人ならマイタケ、マツタケも採れるようです。そしてイワナも捕れます。良いサイズのイワナが釣れて、しばし休憩。尺上は無かったですが、気心が知れた間柄なので、とっても楽しい1日になりました。自分は歩きに慣れていますが、ゲストは始めて歩く川なので、足はパンパンなはずです。温泉でリカバリー、間髪入れずビール、地酒で、至福の夜だったとか。




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2025年6月28日土曜日

ドライガイド2025-8、原生林を歩きましょう。(2025.6.28)

  まったくもって、暑い日は暑い。奥会津も例外ではなく、暑い日は暑いですね、25℃位ですが。日陰の雪が消えて、ドライの釣りのトップシーズン入り。トップな場所は釣り人の量もトップになるので、トップ前のベストシーズン入りしている川で、1日涼みながら釣りしました。水量は多めですが、水生昆虫のハッチは多く、ライズも見られます。渓魚の活性のサインはハッチ量でも変わりますので、状況を掴みやすい日でした。
 早々に釣れ始めて、何てラッキーな日だろうか。ゲストいわく、「今日はずっと、永遠に、釣れ続ける日だ」とか。天気も、場所も、人も、好条件が重なったようです。ビッグチャンスは逃しましたが、強い引きの29.5cmまで楽しませてくれて、数も二桁をクリア。釣れた匹数は数えていなかったようですが、ガイドはお仕事なので数えています。テンポ良く釣り上がって、15:00前の早めに退渓となりました。お腹いっぱい釣りが出来たらしく、ここで終了となりました。ワクワクで朝早く起きちゃったという事でした。夢中で釣りした分、一気に疲れを感じたんでしょう。
 安全ルートの確保は、この日の重要な役割でした。体力に不安のある方には寄り添い、元気な方には積極的にリードしています。関東の裏側に位置する奥会津は、自然渓流ビギナーとマイペースシニアに愛される土地です。ガイド業を始めて感じましたが、たくさん釣れる事がすべてではなく、やはり記憶に残る時間をコーディネートする事の方が求められています。一方で、自分の釣りに時間を取れないゲストからは、限られた時間の中で内容の充実度が求められています。コストパーやタイパはさておき、共通するのは「時間」と「充実」です。ただ単に自分が横にいるだけの事でも、そこから生まれる会話や不安から解放される安心は、後になって思い出される記録や記憶に残りますね。大切にしたいと思います。




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2025年6月22日日曜日

ドライガイド2025-7、川でハイキング。(2025.6.22)

  6月中旬に入り、沢筋の雪も消えた頃だろう。お二人の足取りは軽く、車を置いて30分ほど歩いてから、気を付けて河原に降りた。梅雨入り前のうららかな晴れの日、ハルゼミに囲まれているような感覚を覚える。ほどなくして、嬉しい1尾のイワナ。いつもは1尾釣れるかどうかという釣果でも、フライを遅くに始めた女性にはすべてが新鮮に映り、ヘタウマでも一所懸命に前を見ている。趣味への素敵な取り組み方です。自己記録更新の1日3尾のイワナ。翌日も自己記録タイの3尾のヤマメとおまけのウグイ。ステップアップというよりも、次の階段に飛び乗った感があります。
 目の前のポイントの見方と立ち位置を決めてあげて、あまり細かいことは伝えません。今後のためにも自主性を持って、自分で考えて釣りをしてもらえれば、もっと楽しくなるはずです。きれいなイワナが釣れた時は、カメラダブルで撮影タイム。お二人の距離感もホント素敵で。ランチタイムのお弁当が脇役になって、何とも膝がかわいいったら。そしておにぎりで口がふさがれて、無言の時。
 大物チャンスはイワナ側の問題で次回に持ち越し。明らかにイワナの食べ損じだったので、惜しいの一言。目測32cmと30cm、夢で逢いましょう。ポイントを休ませながらの、約30分の激闘でした。毛鉤も4種類ローテーションして、何度かチャンスを作り出し、ベストは尽くしました。兄さんにも姉さんにも、平等にチャンスはありましたね。虫のハッチ量でイワナの活性が変わる、森の中ではやや珍しい傾向でした。ご一緒出来て、こちらも楽しかったです。






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2025年6月11日水曜日

ドライガイド2025-6、撮影タイムは焦らずに。(2025.6.11)

  平日であっても、釣り人が多い曜日がある。川選びには若干の傾向と対策が必要になって来るが、なぜかこの日は先行者ゼロだった。朝の9時前で一番乗りとは、ラッキーとしか言いようがない。状況を遠目で覗きながら、林道をトコトコ進む。ステップアップを兼ねたフィールドガイドの要望なので、おそらく釣り上がりでのポイントの見方と立ち位置が中心になる。さあ、スタート。
 幾つかのチェックポイントはあるものの、致命傷のような欠点は見当たらず、思っていたよりは釣りが上手なゲストだった。指摘された事をメモに取り、大好きな趣味との向き合い方は感心してしまうほど。3区間をゆっくり釣り上がり、イワナとヤマメの両方の顔が見れて、終わってみれば二桁釣果。イワナよりもヤマメの方が多く、準天然の個体は超美形。何尾釣れたかは数えていなかったらしい。これは珍しいフライフィッシャー、夢中だったようです。
 サイズアップでは一緒に喜び、撮影のお手伝い。額縁を作って、良く確認して記録。8寸ヤマメがきれいに収まって、感激です。尺サイズは1投目でスプーク、残念でしたがまた機会があれば来てみて下さい。過ぎた日は戻りませんが、違う季節の風景の中で、違う感動があるかも知れません。撮影した動画を後日お送りしたら、ご家族にも好評だったとの事で、こちらとしても嬉しかったです。
 






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2025年6月8日日曜日

ドライガイド2025-5、川は貸切り。(2025.6.8)

  またもや暑い日に当たってしまった。それなら季節が少し遅れる場所へ行ってみようと思い、只見方面へ釣り場を求めた。林道は途中で雪の塊でストップなので、雪の塊までの区間を探ると、昼が近づいてきたという頃になって、良いイワナが釣れた。雪代が落ちてくる川では、釣れるサカナはほとんどが良い魚体をしている。今シーズンの最初の釣りだったそうで、集中力は釣り好きそのものでした。
 マイペースの釣り上がりを邪魔せずに、休み休みの釣り。そして、早すぎない渓歩き。大切ですね。自分は最後のコシアブラを探しつつ、いろんな方向に視線が行きます。ロッドを1本背負ってはいるものの、これはゲストが運悪く竿が折れた時のためのスペア用のもの。出番は滅多にないと思うが、なんてことない時に折れたりするので、携帯していて良かったという時がいつか来る。来ない方がいいんだが。
 午後は釣り場を変えて、湧き水の川へ回ってみた。下見は1週間前で、その時は水量多く、時期尚早だった。この日も水量は多いが季節的には1.2倍くらいだったので、問題なく川に降り立つ。どうやらアタリはあるが、なかなか2度目がない状況。それでも、きれいなヤマメが先に釣れて、次に良い顔したイワナが釣れた。いつもは1人で釣りをしているらしく、2人で話しながら時間を過ごすだけでも楽しく、もう今日は十分遊んだという。体力的にも疲れがあるのは当然なので、午後の4時で納竿、お疲れさまでした。






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2025年5月27日火曜日

ドライガイド2025-4、山奥は春の終わり。(2025.5.27)

  朝8:30、先行者アリで、迷わず入渓。平日でもきっちり釣り人がいましたが、ゲストからご指名の川なので、車1台くらい、1人や2人は仕方がありません。風景感の素晴らしい谷で、山の釣りをご案内しました。ポイントを選びながら釣り上がって、今年初、ガイド業初の尺イワナが登場です。33cmちょっとのサイズは、言わずもがな午前中にして満足度マックス。ゲストも「お弁当食べて帰ろう」なんて事を言い出す。年齢相応の落ち着きは、さすが人生の先輩らしく、自分もぜひ見習いたい。次からは、ランディングネットは少し大きめを用意しましょう。
 コゴミが終わって、イラクサの季節になっていた。春の余韻は十分に残っていて、過ぎ行く季節を感じられてとても嬉しい。たくさんあったヤマワサビは豪雨災害の氾濫でほとんどが消えてしまったが、この川はいつも記憶に残る思い出をくれる。釣れても、釣れなくても、行って帰る事に意味があるのだろう、きっと。
 お天気も感謝。この前の夏のような暑さとは程遠い曇り空。もともとは午前中は雨の予報だったが、ほとんど降らなかった。たった1日違いでも、こればかりは受け入れるしかないですね。昼頃からは流れの開きにもイワナが出ていて、活性が上がっていくのが手に取るように分かった。そうですね、お昼を食べて、ちょっと釣りして、安全第一で帰りましょう。






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2025年5月23日金曜日

ドライガイド2025-3、真夏のような日に、川で涼む。(2025.5.23)

  南会津町の天気予報が30℃超えと出ていた。5月下旬で異常な数値でも、これは南会津町の役場がある田島地区(旧・田島町)での話なので、こちら舘岩地区(旧・舘岩村)では30℃までは上がらない。とは言え、ドピーカンで異常な高温である事には変わりがない。高温だとまずは午前中のガイドが肝心になるが、どうなるのか予想もつかない。1度釣り場を変えて、イワナとヤマメには数尾会えたので、ひと安心。魚影はあっても、水面までは捕食に上がってこないという、真夏の釣りにも似ていた。虫のハッチは多くライズが散見され、アタリやすっぽ抜けもあり、間違いなく楽しい時間ではあったと思うので、これはこれで良かった。ひたすらサカナを見つける自分でした。
 問題の午後は、一転して難しい釣りになってしまった。いつもだったらサイトで狙える場所でも良型が浮かず、様子が違っていた。ガイドの腕不足は否めないが、気温上昇で奥の残雪がどんどん溶けて行っている予感がする。14時頃には水量が気持ち増えてきて、水温も下がってきたように感じた。川に責任はないが、ガイドする自分の対応力がまだまだかな。時間の経過を見ながら、退渓して戻りながらのサイトフィッシングで狙おうと試してみたが、いかんせん浮いているサカナが釣り上がり時よりも少なくなっていた。う~ん、残念だが、出来る事はやったので、仕方がない。勉強します。
 夕時のハッチに合わせたヤマメらしいライズがポツリポツリと見えた。ゲストいわく、フライをスペントに変えてみたら反応は向上したそうだ。この釣りは、奥が深いなあ。きれいなローケーションの中で、真夏のような日差しを避けながら、マイペースの釣り上がり。楽しい時間をいただき、ありがとうございました。
 ゲスト同士でサカナを探して、あっちのレーン、そこそこ、左側の~~~って。写真も撮って撮られて。夢中にならない理由がないですね。




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2025年5月12日月曜日

ドライガイド2025-2、ガイドで1日歩く。(2025.5.12)

  今年の連休は、カレンダーの上では5/3~6の4連休という短期集中型でした。飛び石連休は連休ではないので、限られた人のみが長期で遊べた感があります。その連休の狭間で、ガイド依頼のご夫婦。旦那さんは昨年フライフィッシングを始めてヤマメを1尾、奥さんは今回が初めてで、まだロッドも握った事がないそう。結局は1日ガイドなので、ガイド料金は通常通りです。
 フライ道具の所作や扱い方を教えて15分、ラインドレッシングを教えて10分、ノットは出来たのでパス、キャスティングで15分。さあ、川へ降りましょう。実際の川でキャスティング練習しながら、川を歩いて、釣り上がります。本物の渓流では間違いなく集中力が違います。里川ではないですが、旦那さんを遊ぼせておくわけにもいかないので、2人同時に歩かせます。スタートガイドとステップアップガイド、ハイブリッドで釣り上がりです。奥さんに1尾釣れれば、夫婦みんなでハッピー。
 休憩しながら、気が付いたことをその都度レクチャーして、お昼休み。川でお昼休みは休みにはなりませんが、食べたり飲んだりしゃべったりで、30分休んでいればそれで良いんですよ。再開して、気温上昇、カゲロウのハッチは盛ん、ライズもちょびっと、悪くはない状況です。ただ、水量が多いので、サカナの付き場は限られます。午後3時を過ぎた頃、この日4回目のフッキングでイワナに会えました。取り込みのドタバタは、最初の1尾にはご定番です。奥さんは、ロッドを合わせて上げた後は、記憶が飛んでいるとか。これまた、良いんじゃないの。フラフィッシングを今日始めて、今日ドライで1尾。最高です。



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いよいよ車中泊メインの施設を開業します。(2025.9.1)

  「ペンションやまゆきかわゆき」を閉館して、半年以上が経ちました。季節は冬、春、夏と巡り、秋の入り口に差しかかっています。日本の夏はより暑くなり、日本の冬は雪が少なくなって、一年を通してだいたい2℃くらい、平均気温が高くなっているように感じます。夏季が長くなり、冬季が短くなった...