2025年9月3日水曜日

いよいよ車中泊メインの施設を開業します。(2025.9.1)

  「ペンションやまゆきかわゆき」を閉館して、半年以上が経ちました。季節は冬、春、夏と巡り、秋の入り口に差しかかっています。日本の夏はより暑くなり、日本の冬は雪が少なくなって、一年を通してだいたい2℃くらい、平均気温が高くなっているように感じます。夏季が長くなり、冬季が短くなった、そんなところでしょうか。3月になれば暖かく、夏を挟んで12月中旬まで、外遊びができるような日本に変わりつつあります。
 今春よりドライフライフィッシング専門のフライフィッシングガイドを始め、おかげさまで自分の予想を上回る引き合いを頂いています。ガイド依頼の動機はいろいろですが、南会津・奥会津地方でのフィッシングガイド需要が確実にあるという事は、自分が在住している意味も同じくあるという事だと思います。これからもよろしくお願い致します。
 自分たちは宿泊業を24年、とても楽しく、とても忙しく、ありがたいほどに営業させて頂きました。フライフィッシング専門の特殊な宿で、関東から一番近い東北にある地理的優位性と、奥会津という素晴らしい自然環境にある渓流フィールドの2点は、釣りの神様からの恵みです。コロナ禍を経て、経済活動が安定してきた昨今、アウトドアに付随する趣味嗜好は衰えているようには見えません。アウトドアを基盤にして次の時代に欠かせないものは何なのか、今まで応援頂いた皆さまには何か恩返しができないか、そう考えた時に「車中泊を中心にしたベースキャンプ地」を開こうという考えに至りました。
 自然豊かな奥会津は、釣り含めたアウトドアの下地があり、いくつもの多様な泉質を持つ温泉があり、南郷トマトに代表される地場産物もある。四季を通じた風景感や気候は特筆すべきものであり、日本の原風景と呼ばれている。その反面、社会の流れで人口減少、宿泊施設減少、要するに魅力ある土地にあっても来訪者の受け皿が無くなっていく傾向にある。車中泊施設は近年注目されている形態であり、車メーカーも新分野になりうると判断して対応ビークルを開発していく、異業種が車中泊施設経営に参入するなど、時折話題にもなっています。南会津町には「RVパーク」は存在しますが、予備的に付け加えたような施設であり、車中泊中心ではありません。自分たちは南会津町舘岩地区において、車中泊中心の施設の開業を目指す事にしました。「道の駅番屋」の近くの、昔は材木屋さん跡地になります。
 開業予定地は南会津町舘岩地区の岩下、すでにグーグルマップでは「たていわ四季RVパーク」とピンを打っています。施設の名称はまだ仮の名ですが、少しづつ準備に入っています。いわゆる「宿泊難民」の方たちの拠り所となって、人口減少地域に人の往来を維持し、宿でお世話になった皆さんへも改めて恩返しできるようにと、考えています。フライ客のみならず、ここを必要とされるいろんな人に、ベース地として利用してもらいたいと思います。宿時代のフライフィッシングスクール、テンカラ教室、山菜採りやキノコ採りなど、実績として蓄積してきた体験メニューも活かして、来訪者の遊びの入り口にもなりますよ。開業は来年2026年になりますが、次の渓流釣りシーズンにはお会いできるように、頑張って整備していきます。外注以来とセルフビルド、これも自分たちには楽しみな事。人生の再終幕になるかも知れませんが、やまゆき家のスローライフのリスタートを応援して下さい。




フライフィッシングやテンカラで自然渓流デビューなら、首都圏から近いみちのく会津がベストです。
始め方やタックル類のご相談、ショップの紹介など、お気軽にお問合せ下さい。
フライフィッシング・ドライテンカラを始めたい人や教わりたい人、歓迎です!
山菜採り・キノコ採りも、楽しいですよ。
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2025年8月30日土曜日

ドライガイド2025-17、ビッグチャンスの楽しみ方。(2025.8.30)

  夏に入ってからは、尺イワナが浮いている場面に遭遇する事が多くなった。普通は6月や初夏に尺物が釣れると思われがちだが、実は奥会津では夏が尺物のチャンス。これは今も昔も変わらない事実で、巡りが良ければ1つのポイントで2尾の尺イワナが釣れる事もある。自分は1場所2尾を2回経験していて、それは決して沢ではなく、川や本流筋で釣れる。さすがに2尾目が来た時にはびっくりします。笑います。
 ガイドをやっていると尺物のビッグチャンスは必ずと言っていいほど巡っては来るが、ネットインまではなかなか難しい。9寸サイズまでは釣れても、あと1cm、2cmが届かない。この日は檜枝岐村に来たので、せっかくだから自然豊かな渓流を歩きたいとの希望で、山岳渓流のようなきれいな場所に来てみた。魚影は減ってしまったが、過去の実績はかなり良い。あくまでも過去、昔話ですが、期待は出来ます。水量はやや多いという状況なので、あとはタイミングか。
 風景感が素晴らしく、遡行しているだけで気持ちが良い。これは最高だ。あぶくはあるし、バブルラインもある。誘っているとしか思えない。時々小雨がちらついて、イワナの警戒心も薄まるか。プラス思考ばかりが浮かぶ。あまりポイントの写真は出さないが、今回はビッグチャンスの場所を2つ。2枚目の写真は右の大岩の左横から流れの肩にかけて、ゆらゆら、上がったり下がったり、沈んだり浮いたり、食事に忙しそうな推定32cm。3枚目の写真は左岸側のあぶく、緩い巻きでイワナが岸の方を向いてふらふら、余裕で定位している推定30cm。期待は高まるばかりでも、難易度は高い。分かるでしょ、イワナも釣り人もお互い丸見えですよ。ビートルから毛鉤チェンジしたりと、観察しながら時間が過ぎていく。
 何投かはできたが、キャンスティングのモーションはどうしようもなく、その結果は釣り人の負けとなった。初めて歩く川で、初めて遭遇したイワナで、上手く行く事の方が少ないでしょう。雨が普通に降り始めたので、午後15:30に退渓となった。車止めに戻って16:00。ピッタリの釣り行程は久しぶり。ゲストも「楽しかった」との事で、最高のストレス発散になったようだ。フライフィッシングはプロセスを楽しむ遊びだと、改めて感じた。





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2025年8月24日日曜日

ドライガイド2025-16、季節を変えて再会。(2025.8.24)

  ゲストさん、あれからひと月ほど経って再会です(2025-6、撮影タイムは焦らずに)。リピーターさんが1人出来上がりました。大変うれしい事です、ありがとうございます。リピート割引もありますので、皆さんもご活用下さい。およそ2割引になります。もともと良心的な設定のガイド料ですが、さらにお得になっちゃいます。開業初年なので、来年からは少し料金上がるかも知れません。北海道のガイド相場が4万円ですので、時代は変わったなと思います。
 今度はどこに行こうかなと考えて、檜枝岐方面へ釣り場を決めました。暑くなって来ると涼しい檜枝岐村は別天地です。ドライシーズンに入って3週間ほどなので、釣りもトップシーズンに入り立てのはず。あとは問題は水量ですね、今年の場合は。という事で、車止めからテクテク歩いて入渓。ひんやりした空気が気持ち良いです。前回のガイド内容はステップアップですが、キャスティングはじめ一連の動作はスムーズなので、現場で気が付く点を伝えるだけでOKです。実地の大切さは、その時々にアドバイスできる事が良いですね。「そうですね」「なるほど」と返ってきます。メモも取る人でしたから、自分も見習いたいと思うくらいです。
 イワナ釣りに、あぶくとバブルラインは欠かせません。「しぶき」と「あぶく」は違います。巻き返しにあるのがあぶくです。フレッシュじゃないやつですね。ゴミと一緒に羽化したやつや流れ落ちたやつがぐ~るぐると回っているから、イワナも楽にエサ捕りが出来る。あぶくとバブルラインは必ず何度か流す、これは絶対です。特にあぶくの方は1度針掛かりしちゃっても、食い意地が張っているイワナなので、針の痛みよりも食欲が勝っています。また複数のイワナが付いているので、スルーするなんてあり得ません。巻き返しのポイント攻略には幾つか考え方がありますが、どこに立って、どう流すか、考えながらクリアしていきましょう。
 きれいなイワナが遊んでくれました。気持ち強めにグイーと引いてくれます。豪雪地帯に棲むイワナは本当にたくましい。時として臆病で、時として大胆で、生き物の本能を伝えてくれます。午後3時、時間も早いので、少し下の区間を釣ってみましょう。水がいく分落ち着いてきて、小さい虫がハッチしています。午後3~4時はハッチタイムの始まりです。ライズを2つ発見して、小さな流れ込みで1投目で。サイズも上がって、良い締めくくりになりました。帰路、お気を付けて。






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2025年8月17日日曜日

ドライガイド2025-15、季節の迷路。(2025.8.16)

  雨で森は息づいて、動植物はひっそりと暮らす。猛暑日続出となっている2025年の夏は、季節の巡りがとても早く、川の取り巻く生き物にも影響が出ている。奥会津の釣りでは、水量は雪で持ちこたえたが、さすがに減水期に入ると気温上昇に伴って、渓魚の付き場も変わって来る。そういう事にどうやって対応していくかが肝心であり、探っていくと楽しい釣りにつながる。何も考えもせずに、季節が変わっても、天気が変わっても、同じ事をしている釣り人は釣れない結果が多くなる。フライフィッシングは特に観察力と対応力が試され、経験値をどう釣りに活かすかが大切。気付けるかな、出来るかな、とりあえずはチャレンジ、釣り上がってみましょう。
 2日目に入り、幸い気温が高くはないので、静かに釣り上がれる川を選んでみた。春先には良くイワナが釣れる場所は、おかしなくらい沈黙を続けて、これは釣り人には考えさせられる。上記の対応力が試されているわけで、思考の迷路からはほどなく脱出できた。要した釣り上がり時間は1時間弱か、流れは悪くはないのに反応が返ってこない。先行者がいたはずではないのに、サカナが走らない。まさに渓魚の付き場が変わっている状況だった。イワナも間違いなく夏対策している。
 ゲストと話し合いながら、1尾のイワナが釣れたところで迷路からは出れたので、その後はポンポンとテンポよくイワナが掛かる。確信が持って釣り上がり、やや良型の8寸がネットイン。ここで休憩です。迷路から出るまでに少し汗をかいているので、謎解きの安堵感から腰を下ろすと多めの水分補給、大切です。11時を回ったところで、小雨があたってきた。天気予報通り、気がかりは雷だけ。好きな人はいないでしょ。雷雨の過ぎた後は嫌いじゃないけど、最中は車に逃げたいよね。
 お昼を挟んで、雨が普通に降り出した。雷雨の場合は途中で退渓する事も常に念頭に入れているので、イワナの反応が良くなっているこの区間を丁寧に釣り上がる。釜の大場所でビッグチャンス、尺上イワナが浮いている。いや、流れが複雑で水量があるので、時折浮いてくるという状況に出くわした。タイミング良く入った時に2回反応し、1回は毛鉤をくわえるまでには至らず。2回目ははっきりと食べに来たが、くわえられずの空振り。これはかなり惜しい。この後も少し粘ってみたが、残念ながら、断続的な雨と雷のバリバリ2発で退渓となった。時刻14:30で早上がり、ストップフィッシング。今日はドラマの途中だったのかな。







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2025年8月15日金曜日

ドライガイド2025-14、ドライの釣りは劇場型ストーリー。(2025.8.13)

  初夏の陽気を通り越して、真夏のような暑さがやってきた。7月上旬であっても、全国各地で猛暑日続出が普通になってきている。これからもこんな感じで季節が進んでいくようになるのか。熱中症対策は外で遊ぶ釣りでも欠かせない。その点では、実に恵まれた土地にいるので、会津の奥地は別世界だね。急がない釣りならば、ドッと汗が噴き出す事もない。釣りは急いだら駄目だね、特にフライフィッシングは。
 いつの間にか長いお付き合いになったゲストは、思い出すと20年以上も前からになる。その時は自分は30歳代だったから、疲れ知らずの無敵状態で釣りをしていた。お仕事がとにかく忙しく、シーズン中でもなかなか時間が取れない。ガイドの使い方を知っている人なので、そこは気持ちよくお仕事をさせて頂いた。スタイルも熱中症対策になっている。ウエットスタイルの経験者であれば、歓迎です。
 釣りは美渓にて、電波が届かない安寧の地、釣りに集中できて、それだけでも幸せと。何度か反応はあるが、どうもイワナとかみ合わない。それも釣りなので、楽しめばいいと分かっている人なので、釣りは焦りはない。ビッグチャンスも何ヵ所かあったが、やはりかみ合わない。水量が多い状況も影響しているのか、そういう日なのか。
 それにしても川は美しい。宿屋稼業を離れての今、こうして川を違った気持ちで歩いてみると、また楽しいもの。別の機会に1人で来たいと思う。さあさあ、ここは退渓して、釣り場を変えてみよう。知った人との会話も軽い。
 尺イワナが釣れた。午後3時を回った頃、岩盤のスリットから浮き上がって、毛鉤を抑え込むように潜っていった。潜ったと思ったら、次は流れに乗って下がっていった。下の瀬に落ちる1m手間でフライラインを引き戻し、これでネットインかと安心しかけたところで、またグイーッと上流へ走り、ラインがピンと張った。ナイスファイトのイワナは疲れて、試合終了、素晴らしいイワナだった。事情により、写真はない。ないものは、ない。推定で31~32cm、これは間違いない。久しぶりのドラマだった。
 そして次の日へ続く。





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2025年8月10日日曜日

ドライガイド2025-13、次の日はワンダーリバーにて。(2025.8.9)

 「谷は静かで美しく」には続きがあり、翌日はきれいなナメ床が展開する沢歩きになった。宿屋の時代から”大イワナの浮く沢”としてリピーターにはお馴染みだが、イワナはいつも浮いているわけではないので、入渓にはタイミングが鍵になる。とは言え、気持ちははやるので、今回は行くしかない、行ってみるしかない。幸いに先行者は無し、釣り支度としよう。
 タイミングはベストではなく、なにしろ水量が落ちている。5ヵ所ある尺上イワナのポイントは、釣り人とイワナはお互いに丸見えで、こりゃ、えらいこっちゃ。魚との距離感、着水時の水面へのインパクト、キャスティング時の空気が動く気配、当然難易度は高くなる。結果的には大イワナは確認できたが、ネットインには至らずの惜しい残念賞でした。それでも9寸イワナが釣れて、知らない世界でまったりとした時間になりました。淵から上がってきたイワナはスローモーション、ワンチャンスでワンヒット、興奮の瞬間もありましたね。
 基本的には毛鉤は大きいサイズですが、釣り場によっては意外性もあります。今回の釣り場はホッパーも有効となる場合もあり、季節によっては通称ブナパラだけで通しちゃう場合もあります。ガイドを始めてみると、ゲストの皆様はほとんどがパラシュートパターンでした。もっとカディスパターンの比率が高いかと思っていましたが、これは想定外。自分のパイロットフライは、シャクガにも対応する大きめのヘアウイングダン#10なので、奥会津ローカル釣り師なのかも知れません。だいたいの色とだいたいのサイズ、突き詰めるとこの2つが重要だと思います。もちろん、よ~く観察する事が前提です。




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2025年7月29日火曜日

ドライガイド2025-12、谷は静かで美しく。(2025.7.29)

  横浜市にあるフライフィッシングショップなごみの遠藤さんが、今年もやって来てくれた。例年であればビギナー向けのショップツアーで、旧やまゆきかわゆきをベースにレッスンと遠征釣行の機会を設けていたのだが、宿はこちらの勝手な都合により閉館させていただいたので、今回は自由な釣り旅となった。ビギナー向けレッスンはないので、ショップのお客様とお二人で、まったりした釣りが出来る谷にご案内となった。下界は暑くなってきているので、涼みながらの釣り上がりですな。ほどほどに歩いて、ほどほどに汗も出ちゃいました。
 サイトでサカナを狙いながら、30分ほどのリバートレック。そう簡単には釣れてはくれないが、もともとまったりな釣りで数を求めてはいないので、少しも焦りはない。良い時間が流れていき、一層静かな谷になってきた頃合いで、イワナがフッキング。10尾見えたら1尾釣れるような感じでも、笑いながら、話しながら、楽しいひと時です。同行のお客様にもきれいなイワナが釣れて、ちゃんと記念撮影。店主とお客様の関係ですから、この瞬間はしっかりお仕事されています。立派なカスタマーサービスですね。
 見た事のない景色に溶け込んで、川沿いをロッドを片手に歩く数時間は、時折吹く風がとても気持ち良く、川面も輝いていました。ゆらゆらと漂うように泳ぐイワナ、静かに見守っているとライズをするイワナ、身の危険を感じて物陰に隠れるイワナ、生き物の営みがそこにありました。ボーズだけは避けたいとか、そんな事はどうでも良いんです。楽しい時間が過ごせれば。
 そして次の日へ続く。



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