2026年10月30日金曜日

ドライガイド、9月下旬。(2026.10.30)

 会津の渓流釣り禁漁が近くなってきて、見事な秋晴れの1日がありました。気温が前日よりもぐっと上がり、日差しが初夏のように強く、水棲昆虫のハッチも見られます。禁漁前はどこの川でも釣り人が多いですが、近年のクマ被害の過剰報道の影響で、それほどは多くはありません。誰でも最後は外したくない思いが強いので、放流の多い川は釣り人が集中しているはずです。バッティングは避けたいので、川選びは難しいですね。
 30分ほど歩いてもらって、さあ、入渓です。2時間くらいはなかなか厳しく、アタリを確認しながら対策を練ります。スクール参加経験があり、体力のあるお二人だったので、頑張って遡行してもらいました。渓相に変化が多くなってきて、巻き返しポイントの雰囲気も良くなります。ズボッと吸い込んだのは尺イワナでした。丁寧に探りましょう、慎重にキャスティングを繰り返して、待ちに待った最高の型です。はにかみながらのポーズは、嬉しさが良く分かります。アタリの数は決して多くはありませんが、パワフルなイワナが多く掛かります。
 ややザブザブの白泡バブルで吸い込んだのは33cmのイワナ。これで二人仲良く、ニコニコです。撮影タイムはやっぱり長めになっちゃいますね。色んな角度から場面を切り取って、至福の時間です。30、31くらいのサイズは釣れますが、33からは個体は減ります。釣れるのは3~4年に1尾くらいでしょうか、関東の裏側で激戦区の南会津ですからね。どんな川でも大きいサカナはいるんですが、フライに反応するかどうかは相手任せです。タイミングさえ合えば、あまりフライパターンは関係ないでしょう。相当おかしな物を投げなければ大丈夫です。
 驚きは、もう1尾尺イワナを追加。「ウソだろっ」って感じで、「オッーッ」と歓声が上がります。ガイドしていて1日に尺3尾は記録ですね。こんな日もあります。来シーズンは1日尺4尾かな。笑っちゃうだろうな、きっと。ガイドラストで写真が多くなりました。











フライフィッシングやテンカラで渓流デビューなら、首都圏から近いみちのく会津がベストです。
ドライの釣りを始めたい、教わりたい、思いっきり楽しみたい人、お気軽にお問合せ下さい。
ブナの森を流れる美しい渓流で、コンディション抜群なイワナたちと戯れましょう。
山菜採り・キノコ採りのガイドも行っています。
入門~初歩、初級、中級と慣れていくと、季節をまるごと楽しめて、しかも美味しいですよ。
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2026年10月29日木曜日

採って食べて、楽しい美味しいキノコ。(2026.10.29)

 豊作になっているクリタケ、せっかくなので色んな食べ方をしています。10月中旬は晴天続きで乾燥しているクリタケが多かったので、下茹でしてどっさりカレーに投入。これがなんとも美味しく出来上がって、カレーに歯ごたえが加わりました。スープはフチドリツエタケの中華スープ。
 ムキタケは鍋物や汁物が一般的ですが、どうやったって貝の食感です。ならば貝焼きにしようと思い、ガーリックバター風味にしてみました。説明しないとキノコだと分からないくらい見事な貝焼きに仕上がりました。女将が弁当に詰め込んだほどですから、90点はクリアしていたでしょう。ムキタケも収穫量が多くなっているので、この際常備菜としての保存を考えています。酒のつまみにもばっちりですよ。
 ブナハリタケは今年の定番のベースに加工しました。針のあるキノコは香りが強いので、炒め物に合います。オリーブオイル、ニンニク、塩コショウに鶏出汁の素でしっかり炒めるだけ。これでスクランブルエッグにしても、炒飯にしても、塩焼きそばにしても、1ヵ月はブナハリタケを楽しめます。
 山菜もキノコも季節の食材は、気が付いたときに旬が終わっています。保存して少しでも長く食べたいですね。








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2026年10月28日水曜日

ドライガイド、9月中旬ー4。(2026.10.28)

 また曇り雨の日々が戻ってきました。もれなく台風が寄り添ってきます。水の中ははっきりと秋に移り変わり、日ごとに釣りが難しくなっています。期待したほどは秋のハッチが見られず、ライズはあっても散発で終わってしまいます。釣り上がりでやる気のある渓魚を探すしかありません。状況は良いとは言えませんが、極端に悪いわけでもない。この日は先行者に翻弄されてしまいました。
 嬉しい事は、怪我で長い事釣りができなかったゲストが、渓流というライフワークの「現場」に復帰してくれた事です。夢中でロッドを振っていて、集中力はすさまじいです。イワナはバレちゃいますが、”頑張れ~”と応援したくなります。クマさんも木々の陰から見守ってくれているでしょう。安心して下さい、ブナの実は毎年豊作です。初秋を知らせるキノコもたくさん出ていました。ヤマブドウも色付いていましたね。ゲストとは同い年、お互いに還暦を過ぎ。人生の秋かな、少しでも納得できる色が付くと嬉しいですね。
 ガイドはサポートもします。遡行ルートの確保はもちろんですが、声掛けも大切です。世間話も気分転換には重要な要素なんです。釣りはあまりアドバイスは必要ないので、ポイントの選択と足場の保持を伝えます。ざぶざぶ流れる堰堤下で良型のイワナがヒットしました。ヨシッと思った瞬間にサヨナラしましたが、しばらくは余韻が消えません。季節は秋、ワンチャンスでしたね。惜しかった!
 車止めでは立派なセンボンシメジを収穫して、お土産に。なんだかんだあっても、やっぱりフライフィッシングは面白いし、楽しい。再びスタートした釣り旅、もっともっと楽しみましょう。








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2026年10月27日火曜日

キノコ近況、晩秋。(2026.10.27)

  すっかり落ち葉の状態なので、晩秋としました。カラマツでさえもパラパラと降ってきます。晩秋のキノコの代表はナメコですね。10/25日曜に川沿いを散策してきました。狙い通りにナメコがでており、この様子だと10月中旬から出ていたようです。好みではありますが、自分は開いたナメコの方が好きなので、大当たりです。忘れずにちゃんと裏側も見てみると、つぶつぶ君たちも勢ぞろい。次の発生もあるみたいですね。なんせ今年はキノコの出が不順ですから、信用できません。
 ブナハリタケはピークを過ぎてしまった感があります。会津ではカノシタと呼ばれていますが、ご存じのようにカノシタはちゃんと別にあります。針が出ているキノコは全部カノシタと呼ぶようです。会津人の大好物ですね。大好物と言えば、ムキタケも大好物です。奥会津は寒い雪国なので、やけどするくらい激熱なキノコは愛されるのかも知れません。下にブナハリタケ、上にムキタケの図は良いですね。ナイスショットです。
 フチドリツエタケはけっこう出ています。地元では食べる人はいません。食べた事がない人がほとんどだと思いますが、かわゆき家は食べます。「ザ・中華スープ」というようなスープに仕上がります。特徴は火が通ると本領発揮するヌメリ感。こりゃ、すごいのなんの。独特な風味もあり、傘と軸は別物ですね。
 先週のガイドではサンゴハリタケの集団やエノキタケの残骸がありました。地元の野山でサンゴハリタケは初めてでした。エノキは雪解けの春先に見ますが、秋に見たのは珍しいです。まったく今年は不順ですね。自然は面白い。







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2026年10月26日月曜日

ドライガイド、9月中旬ー3。(2026.10.26)

 水量が多い中でも少し落ち着いてきたので、秋の気配がする美渓をスローペースでご案内。初秋のこの川の平水に比べて3割くらいは多い状況ですが、今シーズンの雨からするとちょうど良いです。気持ち良くロッドが振れてきれいにラインが伸びていく様は、風景にマッチしています。秋ですから水棲昆虫は少なく、テレストリアルが中心の釣りになりますね。第二世代を意識するほどではありません。
 気が付くと上流側から釣り人が下ってきました。退渓していきましたがものの見事にポイントを潰されました。スローペースの釣り上がりなので、この川でならあまり問題はなく、イワナを見つけながら歩きます。変化が出てきたところでイワナが釣れました。上ずっていたところを見ると、今日の釣りは悪くはなさそうです。大場所を通過してら対岸に良い巻き返し、ここでも居着きのイワナがヒット。撮影タイムはニコニコしちゃいます。少し気温も上がってきて、川面に日差しも良く入ってきて、やや涼しさを感じる空気は季節を教えてくれますね。川岸の木の下には初秋のキノコのハナイグチが出ていました。
 大きくターンして渓相が変わっていきます。大きな淵にできている、遠い巻き返しを狙ってみるが、イワナからの反応はなし。ゲストの横に付いて話しながら、もっと丁寧に探っていくと8寸イワナが飛び出しました。秋の釣りはいつもよりも粘った方が良いですね。夏を引きずりながらのアタリは1回だけの時が多いですが、その1回を引き出すまでが重要です。フライを見せるような行為が、ワンチャンスのアタリに結びつきます。フライフィッシングですから、プロセスを楽しまないともったいないですね。
 退渓点の近くで浮いているイワナ相手にライズゲーム。ちょっとずつイワナは沈んでしまって、やや悔しいゲームオーバー。攻める時は慎重にキャスティングして、待つ時は良く観察しながら待ちましょう。釣れるチャンスは2回ありましたが、次回の対戦へ持ち越しでした。






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2026年10月24日土曜日

キノコ近況、中秋~晩秋。(2026.10.24)

 雨が少ない状況が続いていましたが、少し湿り気が出てきました。季節なりの夜露朝露と山間の土地のもやが頼りでしたが、小雨程度の雨が降るようになりました。10/22木曜は一部では霜が降り、近づく秋雨前線と台風の影響でまとまった雨になるかも知れません。キノコハンターにとっては待望の雨ですね。
 野山はお伝えしたようにクリタケの豊作で、晩秋のキノコであるムキタケもピークを迎えつつあるようです。雨が少なくやや乾いた状態のキノコが多いですが、シモフリシメジも見られました。キノコ発生の条件が揃っている場所を散策するしかありません。クリタケはお日様大好きですので、乾燥気味でも問題ありません。クリタケだけは多かれ少なかれ採れちゃうので、我が家の食卓でも主役になっています。
 今は、クリタケ、ハナイグチ、ナラタケ、ムキタケ、チャナメツムタケ、ハタケシメジなどが狙えます。台風が過ぎれば野山が潤うので、キノコ採り後半戦のチャンスですね。
 ある日の巡回パトロールでドキッとするマツタケモドキに出遭いました。傘の直径5cm前後で成菌風ないで立ち。マツタケかと思って誰でもドキッとするでしょう。決定的な違いは匂い無しだという事。可食なので、歯ごたえは良いそうです。初体験のキノコでした。






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2026年10月22日木曜日

ドライガイド、9月中旬ー2。(2026.10.22)

 渓流シーズンは終盤に入り、禁漁までは2週間ちょっと。週末は2回あって、うち1回はシルバーウイークになっています。連休前の週は通っている釣り師の釣り納めその1で、行けたらもう1回という淡い希望があるものです。この日は困るほどの水量は変わらずですが、お天気が良くなりました。前半は探りながら釣り上がるもアタリが遠く、日陰のポイントからは音沙汰なしです。浅めと深めでは明らかに水温に差があり、活性にも影響している事は間違いありません。探りながらも傾向をつかみつつ釣り上がり、あっという間に2時間が経っていました。アタリが少ないとさらに慎重になるので、時間は過ぎて行ってしまいます。イワナ釣りで避けては通れない巻きのメンディングも練習しています。
 大きなカーブを迎える時に、対岸の巻き返しを下から丁寧に刻んで探っていくと、真ん中付近で吸い込み気味のアタリ。最初にドーンと一番上の巻きに投げちゃう人だったらハズレを引いていたでしょう。ガッチリ針掛かりしているようで、ロッドも大きな曲線を描きます。左右にぐいぐい潜られながらも足場を確保してランディングすると、ネットに入りきらない立派な32~33cmのイワナでした。フライ3年目の初尺イワナに興奮と安堵の表情、とても嬉しそうでした。「こんなに嬉しいのはホント久しぶりだ!」と、雄々しいイワナに感激が止まりません。多忙な日常の中での休日、フライフィッシングでのほんの瞬間ではあっても、充実感が伝わってきます。ご一緒できて良かったです。
 今回のガイドではイワナはすべて午後に釣れました。粘りに粘って9寸イワナを追加して、その後も8寸、7寸と、しっかりネットイン。たくさんの好奇心で練習熱心、成果はちゃんと現れてくれますね。水の中は秋になっていて、渓魚たちも秋の動き。人の世界だけが夏のようです。釣り人は置いて行かれないようにしなくちゃいけませんね。







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