2024シーズンの渓流釣りは、やや静かな賑わいで終始しています。ただ1つのエリア、SNS広告を出した檜枝岐村漁協だけが5月からガヤガヤと釣り人でごった返し。平日でも異常なほどの釣り人だったらしいです。当宿のゲストは檜枝岐へ行くのは早くても5月の20日過ぎ位からなので何の問題もないですが、場荒れした雰囲気は楽しめたそうです。ごった返しから1ヵ月半が経ち、ようやくいつもの釣り場に戻ったとの事、おめでとうございます。これで当宿もゲストに檜枝岐釣行をお勧めできます。
さて、2024のベストシーズンはちょっと変わっています。釣り人の量は少ないですがそれはさておき、やや苦戦している人も多いのではないでしょうか。そのほとんどの原因は5月連休過ぎにあった降雪と霜による変化ですが、気が付いている人はどれだけいるのか、そこは観察力が試されるわけです。霜焼けで若葉と新芽とそこに付いていた虫がほぼ姿を消してしまい、結果として現在でも毛虫類が極端に少なく、陸生のエサが通常の半分以下、これが答えです。オタマジャクシ、カエル、ヘビが6月中旬から見掛けるようになり、食物連鎖のある生き物たちは半月分季節から遅れているようです。
暑いですか?、雨が無くて水量が少ないですか?、そんなこと、もう何年も続いていますから、これからも変わらないんですよ。嘆いている人はずっと嘆いていればいいでしょう。大切なのは、観察したら対応する事、これが毛鉤釣りの小難しくもあり面白くもあり、おしゃべりも盛り上がる。最高です。エリアの選択、川選び、区間選び、システム対応、毛鉤選択などなど頭を悩ましながらもみんな頑張るって事ですが、地球的な気候の変化は絶対に選べませんし避けて通れません。しかしながら奥会津のエリアを選んだ人ならば、幾つかの問題は選んだ段階で解決できています。なんて素晴らしい釣り場なんだ。
良い5月末からイワナが釣れ出しています。これは通常運転ですが、尺上は例年よりも少ないですね。自分も1ヵ月半のひざ靱帯の休養から明けて、再スタートで6月中旬から川を歩いていますが、尺上イワナは1尾でした。8~9寸イワナは必ずと言っていいほど混ざるので、ゲストの釣果の心配はしていませんが、やはりインパクトとなると大物でしょう。6月初旬にご夫婦の奥さんに釣れた尺イワナはお祝いでした。旦那さんの方はまだしばらくは修行中です。今シーズンの最大は37cm、1つ壁を抜けましたね。自分の最高記録と一緒です。
メーカー取材が終わり、南東北地方も梅雨入りしました。段々と梅雨のような曇り空の日が増えてきました。今シーズンも訳あって休館が増えますが、よろしくお願い致します。
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