2025年11月5日水曜日

釣行ラストは9/23だった。(2025.11.5)

  今年の釣りのフィールドガイドは9/30で終わり、キノコ採りのフィールドガイドもこのまま終わりそうな感じです。急ぐように季節が追いついてきて、霜が3回ありました。たかつえスキー場の上半分は雪が降ったようで、紅葉とあいまって美しいですね。雪が降った所から上は、木々の葉もすっかり落ちていました。そこから下はまだ紅葉しています。今年の新発見です。
 ガイドに集中していて、ほとんど自由に釣りは出来ませんでしたが、3時間ほどの下見をした時の釣りが、自分の最後の釣りになりました。長く暑い夏から秋に変わっても、まだドライの釣りが苦戦中だった頃です。もっと良い釣り場を求めて、何度か探索していた最後の調査の釣り、9/23(火祝)の午後でした。9/23以降にも、9/25~26にロケコーディネーターの仕事、9/30に最後のガイドが決まっていたので、頭の中は釣り場の事でいっぱいです。釣り場探しのヒントは分かっていて、コカゲロウのハッチを探せばイワナにも当たる、そういう事です。釣り場の標高を下げて、悪くない渓相が出てくれば、すなわち脈あり。実際に釣りしなければ分からないので、簡単ではないですね。
 自分にも歩いたことのない区間は意外と残っています。通しでは全部を歩いていないので、空白区間をマークして、可能性を探ります。数日前にも調査していますので、この日は2区間目になります。初めて歩くコースは慣れていないので、歩きにくいですね。ゲストの気持ちは良く分かりますよ。入渓してもしばらく魚影が見えず、最初に見えたのはエサ釣りのお兄さんでした。いったん退渓して距離を取ってからもう一度入渓します。視線の先には変化のある渓相が見えてきて、ほどなくイワナが掛かりました。やや痩せていましたが、ちゃんとしたニッコウイワナでした。これは鉱脈に当たったかな、可能性が高まったような、錯覚かも知れませんが。次のイワナは流れの肩の前の駆け上がりで釣れて、8寸の良型でした。 魚影にムラはあるものの、イワナの付き場には夏のような変化はなく、イワナらしい付き場にいてくれる。川岸を観察すると、出ている岩にも水がかぶる岩にも、秋の水棲昆虫が多く付いている。イワナはエサの鉱脈に寄り添って、静かに暮らしているよう。
 釣れたイワナは6尾、最大は写真の9寸イワナでした。右上の岩の後ろの巻き返しで、しっかりと毛鉤をくわえてくれました。エサが少なくなった夏場では、巻きではイワナはほぼ釣れなかったのに、今回のようにエサがある巻きでは流れを読めば釣れる。自分は釣れるか釣れないかは、場所で9割が決まると思っているので、釣り場選びと区間選びに関しては良く考えます。たまたまなのかも知れないが、この区間が9月下旬でこういう内容ならば、6~7月だったらさらに良い内容なのでは、と思うのは自分だけではないでしょ。秋の釣り場が1つ増えて、来シーズンの楽しみも1つ増えて、計2つ良い事があった。ふふふと、少し笑ってしまうね。釣り場開発は出来たが、結局はロケとガイドでは行かなかった。出し惜しみではなく、要望にマッチしていなかっただけ。それはそれで上手く行ったので、めでたし、めでたし。














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