古民家に移り住んでもうすぐ1ヵ月。すべての部屋が日本間で、障子で、だから隙間をテープで塞いでも、なかなか塞ぎきれないのね。けれどもファンヒーターを点けると思っているよりも早く室温は上がる。不思議なお家です。
たくさんの方から閉館を惜しむようなお言葉を頂戴しています。もともとフライフィッシングの専門宿として開業し、3~5年目あたりからGWとお盆の行楽期以外はフライフィッシングのお客様に絞って予約を受けるようにしてきました。フライ人口が減っていると言われても、当宿ではその傾向はあまりなく、コロナ禍でも逆に増えていました。それには開業前から行ってきたショップやメディアへの営業や、シーズン終わりのオフ会など、お客様とご一緒する時間があったからとも思えます。しかしながら絶対に変わらないものは、奥会津の自然の他にありません。釣り場の良さがすべてであり、自分たちはその入り口を少し広げてあげただけです。自分たちを暖かく見守ってくれた皆様への感謝とともに、奥会津の自然へも感謝するところは大きいです。ベースの宿は消えてしまいますが、機会がありましたら釣りにいらして下さい。フライフィッシングの憧れの川、鱒沢川、檜枝岐、黒谷川は、控えめに言っても他の土地の川よりは良いでしょう。
さて、舘岩地区で引っ越しての古民家暮らし。宿屋では起こらない事が起こります。ついに屋根と地面がひとつになりましたね。除雪機の調子が悪いので、修理を年越しまで伸ばし伸ばしにしていたら、なかなかよく降る雪。だいたいは年末に1度、1月中旬に1度、雨が降るんですが、この冬はそんな気配がないですね。雨が降るというのはスキー場のペンション村で雨が降るという事で、国道脇の集落にいる今は雨が降ったらかなり雪がなくなると思いますのよ。屋根の雪がズリズリ落ちて、おトイレが昼間でも暗いとなると、そろそろ大変な事が起きそう。修繕費の出費は困るので仕方なく雪片しを。除雪機屋は大忙しだけれども除雪機を修理してもらって、これからコツコツと作業します。お隣さんちの車庫にも悪影響だし、何か壊したら近所付き合いにも良くない。
たかつえスキー場でさいたま市のスキー体験を受け持っています。週末にはゲレンデで宿のお客様にお会いしたりします。今まではゲレンデに送迎しても、滑る格好で会うことなどはまずないので、新鮮です。こちら頑張ってバイト中ですが、とても嬉しいです。3月上旬までは50%の確率で出勤していますので、遭遇率はそこそこ高いです。
やまゆきかわゆきは、奥会津を楽しむための宿です。
天気予報を確認してからの直前予約も大丈夫です。
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