ドライガイドかわゆきのガイド案内

2025年8月17日日曜日

ドライガイド2025-15、季節の迷路。(2025.8.16)

  雨で森は息づいて、動植物はひっそりと暮らす。猛暑日続出となっている2025年の夏は、季節の巡りがとても早く、川の取り巻く生き物にも影響が出ている。奥会津の釣りでは、水量は雪で持ちこたえたが、さすがに減水期に入ると気温上昇に伴って、渓魚の付き場も変わって来る。そういう事にどうやって対応していくかが肝心であり、探っていくと楽しい釣りにつながる。何も考えもせずに、季節が変わっても、天気が変わっても、同じ事をしている釣り人は釣れない結果が多くなる。フライフィッシングは特に観察力と対応力が試され、経験値をどう釣りに活かすかが大切。気付けるかな、出来るかな、とりあえずはチャレンジ、釣り上がってみましょう。
 2日目に入り、幸い気温が高くはないので、静かに釣り上がれる川を選んでみた。春先には良くイワナが釣れる場所は、おかしなくらい沈黙を続けて、これは釣り人には考えさせられる。上記の対応力が試されているわけで、思考の迷路からはほどなく脱出できた。要した釣り上がり時間は1時間弱か、流れは悪くはないのに反応が返ってこない。先行者がいたはずではないのに、サカナが走らない。まさに渓魚の付き場が変わっている状況だった。イワナも間違いなく夏対策している。
 ゲストと話し合いながら、1尾のイワナが釣れたところで迷路からは出れたので、その後はポンポンとテンポよくイワナが掛かる。確信が持って釣り上がり、やや良型の8寸がネットイン。ここで休憩です。迷路から出るまでに少し汗をかいているので、謎解きの安堵感から腰を下ろすと多めの水分補給、大切です。11時を回ったところで、小雨があたってきた。天気予報通り、気がかりは雷だけ。好きな人はいないでしょ。雷雨の過ぎた後は嫌いじゃないけど、最中は車に逃げたいよね。
 お昼を挟んで、雨が普通に降り出した。雷雨の場合は途中で退渓する事も常に念頭に入れているので、イワナの反応が良くなっているこの区間を丁寧に釣り上がる。釜の大場所でビッグチャンス、尺上イワナが浮いている。いや、流れが複雑で水量があるので、時折浮いてくるという状況に出くわした。タイミング良く入った時に2回反応し、1回は毛鉤をくわえるまでには至らず。2回目ははっきりと食べに来たが、くわえられずの空振り。これはかなり惜しい。この後も少し粘ってみたが、残念ながら、断続的な雨と雷のバリバリ2発で退渓となった。時刻14:30で早上がり、ストップフィッシング。今日はドラマの途中だったのかな。







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